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電気自動車(EV)について考える ~3.電力需要の増加と充電インフラの不足

2024/3/21

EVの普及により、まず問題になるのが電力需要が増加する可能性についてです。
バッテリーの容量を示す単位である「kWh(キロワットアワー)」を考慮して、家庭換算で何世帯分の電気を使うか見てみましょう。

一般的な家庭の1日の電力消費量は約8~18kWhですので、1か月間では約250~550kWhほどになります。EVのバッテリー容量は車種によって異なりますが、一般的なEVのバッテリー容量は30kWh~80kWh程度です。例えば、バッテリー容量が30kWhの場合、モーター出力30kWの状態を1時間維持するためには、家庭換算で約2世帯分の電気が必要です。少し複雑な話になってしまいましたが、ガソリン車の場合は「ガソリン1ℓあたり何km走行できるか=燃費」でしたが、EVの場合は「1km走行するために必要な電力量=電費」となり、単位はWh/kmです。ガソリン車と比較しにくいので、「km/kWh」、つまり「1kWhあたり何km走行できるか」をメーカーは公表しています。電動車のデメリットとしてよく言われるのが、一充電あたりの走行距離の短さです。実際、三菱・eKクロスEVと日産・サクラの場合は最大180km、Honda e Advanceは最大274kmと、ガソリン車に比べ短いことは否めません。さらに高速道路を走ったり、エアコンを使ったりすると走行距離は実際以上に短くなります。火力発電が主流の日本において、この電力需要の増加がどのような影響を及ぼすかは考えていかなければならない事です。

出典;集計結果又は推計結果(総合エネルギー統計)「時系列表」|資源エネルギー庁

そして、忘れてはならないのが充電にかかる時間があります。ガソリン車がガソリンスタンドで燃料を満タンにするための所要時間が3~5分として、EVの電池が減っている状態から「ある程度」まで充電するには、急速充電器を使っても30分程度、普通充電の場合は数時間以上かかります。ガソリンスタンドの数が減少している一方、ここ数年で充電スポットは全国的に急増していますが、1台当たり30分充電するとしても、1日のうち日中の12時間で24台の車の充電しか出来ないことになります。EVを販売しているカーディーラーはもちろん、コンビニやスーパーマーケットをはじめ、日常よく訪れる場所にも充電器が数多く設置され、また、高速道路のサービスエリアや道の駅など、長距離移動時の幹線道路沿いにも整備されており、休憩時間や買い物ついでに充電する人も多く見られますが、仮に全ての車がEVになったらとても満足のいく数ではないでしょう。

主要国の一次エネルギー自給率比較(2020年)

出典;2022—日本が抱えているエネルギー問題(前編)|記事一覧|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁

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