2026/8/16
お元気ですか?荒川区議の大月です。続きです。

茂木さんに呼ばれて、池上高志さんも入ってきました。茂木さんはさておき、各々、ご紹介しておくと野村泰紀さんはカリフォルニア大学バークレー校教授で量子重力理論、素粒子物理学理論、宇宙論を研究されているそうです。池上高志さんは、東大名誉教授で人工生命と自発性やアンドロイドとの融合を研究されているそうです。
■ブラックホールから「世界の本質」が見えてくる
もう一つ、ブラックホールと「エントロピー」の話です。
エントロピーとは、簡単に言うと(私に取っては簡単ではありません)「ある状態を作ることのできるパターンの数」と考えると、少し分かりやすいらしいです。
例えば、水槽に赤いインクを落とす。
最初は赤いインクが一か所に集まっていますが、時間が経つと水全体に広がってピンク色になります。赤いインクが一か所にまとまっている状態よりも、バラバラに広がっている状態のほうが、実現できるパターンが圧倒的に多い。
だから、自然に放っておくと「パターンの数が多い状態」に進みやすい。
これがエントロピーが増える、という話です。
ところがブラックホールでは、話がややこしくなるそうです。
ブラックホールには普通の星のような「表面」がありません。それなのに、ブラックホールのエントロピーは「表面積」と関係していることが分かってきた。(私にはよく分かりませんが、そのまま記載しておきます)
ここから、「私たちの世界は、本当に三次元なのか?」という、とても不思議な発想につながっていきます。
三次元の空間にある情報が、実は二次元の「表面」に記録できるのではないか。
これが「ホログラフィー」という考え方だそうです。
いや、もうここまで来ると、私には完全にアウトです(笑)。
しかし、物理学では、こうした考え方が数学的に真剣に研究されているそうです。
■実は、一番心に残った言葉
今回、私が一番印象に残ったのは、茂木さんの、
「俺たちは真実を知りたいんだ」
という言葉でした。
テレビに出たいからでも、有名になりたいからでもない。「本当は世界はどうなっているのか」を知りたい。その純粋な知的好奇心こそ、科学の原動力なのだと思います。
野村教授も、カリフォルニア大学バークレー校の教授という肩書から、勝手に「クールな人なのかな」と思っていました。
ところが議論が始まると、自説を語るときには非常に熱い。
そして、アメリカに行った日本人について「偉そうだ」という意見を聞くことがあるけれど、自分ではピンとこない、という話もされていました。
当たり前かもしれませんが、科学者にとっては、肩書や国籍・著名度ではなく、「何を知りたいのか」が大切なのかもしれません。
【続く】
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ホーム>政党・政治家>大月 たけひろ (オオツキ タケヒロ)>【視察】茂木健一郎さんと野村泰紀の対談『宇宙はなぜあるのか、私はなぜいるのか』②