2026/6/6
お元気ですか?荒川区議の大月です。

最近、日経の日中関係についての記事を読み、改めて考えさせられました。
※日経6/1・2:悪化する日中関係(上・下)の対立 6/02:日本経済再生と日中関係大機小機
私は若い頃、バックパッカーとして中国を1か月以上旅した経験があります。また社会人になってからは会社の辞令で上海に約2年間赴任しました。そのため中国は私にとって単なる「隣国」ではなく、多くの想いと縁のある国です。
そのような立場から今回の日中関係を考えると、少し意外な事実が見えてきました。
正直なところ、首相の発言によるの日中関係の悪化によって両国の貿易も大きく落ち込んでいると思っていました。しかし実際には、日本から中国への輸出額は前年同期比で11.5%増、中国から日本への輸入額も12.6%増となり、むしろ貿易総額に占める中国の割合は高まっているそうです。
テレビやSNSでは対立的なニュースが目立つため、私自身も「関係が冷え込めば経済交流も減っているだろう」と考えていました。しかし現実は必ずしもそうではありませんでした。
政治や安全保障の面では緊張が高まっています。台湾海峡をめぐる問題や安全保障政策をめぐり、双方の認識には大きな隔たりがあります。しかし一方で、経済面では依然として深く結び付いているのです。
ここで私が特に注目したのは、日本と中国の依存関係の非対称性です。中国の日本に対する貿易依存度は約5%とされています。一方、日本は多くの製品や部品、原材料を中国に依存しています。
つまり、本当に関係が深刻に悪化した場合、経済的な打撃をより強く受けるのは日本かもしれません。
中国は感情的な対立を表に出しながらも、実際には経済面で着実に利益を確保しているようにも見えます。いわば「実利」を重視した対応です。
だからこそ日本は感情論ではなく、冷静に国益を考えなければなりません。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>大月 たけひろ (オオツキ タケヒロ)>【新聞CK:日経①】日中関係をどう考えるべきか ~歴史と現実から見える未来~