2026/5/18
お元気ですか?荒川区議の大月です。

兵庫県政やアメリカ政治をめぐる議論を聞きながら、改めて感じたのは、「分断」と「情報との向き合い方」の難しさです。
今回の対談では、アメリカのDonald Trump氏と、政治家やインフルエンサーによる“メディア批判”の手法について、多角的な議論が行われました。特に印象的だったのは、「メディアは偏っている」という感覚そのものが、多くの人の中に存在しているという指摘です。たしかに、誰しも「自分の考えに近い情報」を信じたくなる傾向があります。心理学では「敵対的メディア認知」と呼ばれるそうですが、同じニュースを見ても、立場によって「自分に不利だ」と感じてしまう現象です。その“感情”に対して、強い言葉や過激な表現で訴えかける政治手法は、時に大きな支持を集めます。
しかし一方で、社会の分断や対立を深めてしまう危険性もあります。今回の議論では、兵庫県政をめぐる問題についても触れられていました。会見やSNSでの発信が、人々の感情を刺激し、支持者と批判者の対立が激しくなる状況に対し、「政治家には分断を超える言葉や政治スタンスが必要ではないか」が印象的でした。政治において本当に大切なのは、「敵を作ること」ではなく、「異なる立場でも対話を続けること」だと思います。
SNS時代は、短い言葉ほど強く拡散します。しかし、強い言葉は時に誤解や憎しみも生みます。特に最近は、AIによる情報生成も広がり、真偽を見極める力がこれまで以上に重要になっています。
だからこそ、私たち一人ひとりが、
・一つの情報だけを鵜呑みにしない
・感情的な投稿に流されない
・違う意見にも耳を傾ける
・事実を丁寧に確認する
こうした姿勢を持つことが必要なのではないでしょうか。
政治やメディアに対する批判そのものは、民主主義において大切です。
ただし、「批判」と「分断の煽動」は別物です。
行政も、議会も、メディアも、そして私たち市民も、互いに監視し合いながらも、最終的には社会をより良くする方向へ向かわなければなりません。
今、日本社会には「対立を拡大する言葉」よりも、「違いを超えて対話する姿勢」が求められている。
今回の議論を通じて、私はそのことを強く感じました。
【続く】
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