2026/8/3
各地で甚大な被害をもたらした熊本地震の発災から2日で6日目となった。猛暑が続く中、いまだ断水が完全に解消されないなど、インフラの復旧や被災者支援が急務の課題になっている。公明党の竹谷とし子代表は同日、被災地に駆け付け、被災者を見舞うとともに、現下の課題を調査し、党として復旧・復興に総力を挙げる姿勢を強調した。
竹谷代表は同日午前、震度6強の揺れを観測した熊本県宇土市を訪れ、被災者の激励に回った。窪田哲也参院議員、党熊本県本部の城下広作代表(県議)、中野洋一市議が同行した。
自宅が被害を受け、現在も家族で車中泊を続けているという三宅賢一さんは、断水は解消されたものの、まだ時間制限を設けて配水されている状況で、特に発災当初は仮設トイレの不足が一番の課題だったと説明。家の片付けを進めたいと考えても「暑くて少しずつしかできていない」と、連日の猛暑が復旧作業を妨げている苦境を語った。さらに「災害ごみの処理をスムーズにできるようにしてほしい」と訴えた。
竹谷代表は「心からお見舞い申し上げます」と述べるとともに「公明党のネットワークの力を発揮して、一日も早い復旧・復興のために力を尽くす」と力を込めた。三宅さんは「直接話を聴いてもらえて良かった」と話していた。
また竹谷代表は、同市内に住む林田サヨさんら家族も見舞った。その後、地震後に大規模な爆発が発生し、7人が死亡、5人がけがをした同県嘉島町のショッピングセンター「イオンモール熊本」の事故現場近くを訪れ、被害状況などを調査した。
■地元の声、公明と共有/木村県知事が強調
一方、竹谷代表は同日午前、熊本県庁で木村敬知事と面会し、懇談した。窪田参院議員、城下県代表、本田雄三県議が同席した。
席上、木村知事は、特に県南地域で甚大な被害が発生している状況を報告した上で「公明党は2016年の熊本地震からの10年間、『復興会議』を立ち上げ、ずっと熊本を支えてくれた」と謝意を表明。党同県本部の所属議員について「県政与党として、常に連携して県政を運営している盟友だ」として、公明議員のネットワークの力で「地元の被災者の声を、これからも私たちに伝えてほしい」と述べた。
竹谷代表は「災害対応には与党も野党も関係ない。政府とも連携し、熊本の一日も早い復旧・復興を後押ししていく」と力説した。

熊本県で最大震度7を観測した地震の発生を受け、中道改革連合、立憲民主、公明3党の議員は2日、熊本市南区にある「火の君文化センター」に開設された避難所を訪れ、被災者を激励するとともに、支援の状況を調査した。公明の三浦信祐参院議員(選挙対策委員長)、前田憲秀県議、浜田大介市議、中道の吉田宣弘、野間健の両衆院議員、立憲の西聖一県議が参加した。
同区では、地震の影響で大規模な断水が発生。現在も一部地域で続いており、生活用水の確保が課題となっている。そのため、被災者支援を行う陸上自衛隊が7月末、同センター敷地内に仮設の入浴所を設置。男女別のテントに各13基のシャワーや、シャンプーなどを配備している。陸自によると延べ561人の被災者が利用。当面の間、毎日午後6時から10時まで稼働する予定だという。
避難所に身を寄せる花田節子さんは「数日ぶりにシャワーで汗を流せて、すっきりした」と話す一方、「床に毛布を敷いて雑魚寝すると体が痛く、段ボールベッドが欲しい」と要望。他の被災者からも、断水の早期解消や、避難所内に洗濯機の設置を求める声が寄せられた。
三浦氏は「避難所の環境改善や水道の復旧など、被災者のニーズへの迅速な対応が必要だ。現場の切実な声を行政へ届け、総力を挙げて支援に取り組む」と語った。

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