2025/12/3
日本維新の会、北区議会議員のさいとう尚哉です
2024年8月、北区は区立直営保育園25園すべてに「手ぶら登園」を導入し、サービスを利用している保護者はおむつとおしりふきを準備する必要がなくなりました。共働きの子育て世帯の時間的・心理的負担を軽減するという意味で、これを評価しているところです。
しかし、依然として「手ぶら登園」の対象品目は限定的であることから、保護者からは「完全手ぶら登園」を求める御意見を多数頂戴してきました。住宅価格の高騰等により共働きの子育て世帯が一般的になるなか、私は保護者の時間的負担・心理的負担を徹底的に軽減することが重要だとかんがえています。「完全手ぶら登園」を導入するにはいくつか課題があることは事実ですが、いずれも解決可能なものです。
こうした問題意識にもとづいて2025年第4回定例会で「手ぶら登園」の拡充について質疑したところ、区からは大変積極的御答弁をいただくことができました。改めまして所管課の皆様に感謝申しあげます。以下、議事録となるので御参照いただければ幸いです。
さいとう尚哉:2024年8月、北区は25あるすべての区立直営保育園に手ぶら登園を導入しましたが、これにより保護者の負担が軽減されることになり、これを評価しているところです。しかし、現行の手ぶら登園の対象品目はおむつとおしりふきに限定されており、依然として保護者はたくさんの荷物を準備・持参しなければなりません。近年、住宅価格の高騰等を背景に共働きで子育てをすることが一般的になるなか、時間に余裕がある家庭ばかりではありません。共働きの子育て世帯を支援するという観点にもとづいても、手ぶら登園の対象品目を拡充することにはおおきな意義があります。
もちろん、手ぶら登園の対象品目を拡充するにはいくつか課題が存在することは十分認識しております。私立園と公立園の格差、在宅保育世帯とのバランス、運営体制の強化、費用負担の整理──いずれも丁寧な検討が必要となります。また、保育園のオペレーションに影響があるからには、現場で奮闘される保育士の皆様に御理解と御協力いただくことが必要不可欠です。現場の「声」を軽視した制度改変にならないよう、区として保育士の皆様と真摯に協議を重ねなければならないことを為念明言いたします。
前述したとおり、手ぶら登園の対象品目を拡充するには課題があることは事実です。一方、いずれも解決できないものではなく、むしろ課題があればこそ北区が主体的・積極的に解決策を提示していくことが必要となります。必要なのは「できない理由をあげる」ことではなく、「どうすれば実現できるか」を追求する姿勢です。山田区長が推進しているデザイン思考のアプローチで、保育園のユーザーである保護者──特に共働きの子育て世帯の視点にもとづいて、現場とともに手ぶら登園の対象品目拡充を推進することが期待されます。
例えば現在保護者が手作りしている用品について、可能なものから順次手ぶら登園の対象品目にすることもできるはずです。一気に完全手ぶら登園を実現する必要はありません。できるところから拡充し、将来的に完全手ぶら登園を実現するための道筋を提示することこそが行政の役割です。
これらを念頭に質問いたします。共働きの子育て世帯を念頭に、区として手ぶら登園が重要性をどのように認識しているか、見解を御教授ください。そのうえで、区立直営保育園での手ぶら登園を一層拡充するよう提言しますが、見解を御教授ください。
子ども未来部長:次に、保育園における手ぶら登園についてお答えいたします。まず、手ぶら登園に対する区の認識についてです。手ぶら登園では、保護者の持ち物を準備する「時間的」負担、忘れ物・準備不足の心配といった「心理的」負担、荷物を運ぶ「身体的」負担が軽減されること、また、忘れ物があった場合でも園で対応できるといったメリットがあると認識しております。
次に、手ぶら登園を一層拡充することについてです。昨年度から開始しているオムツの手ぶら登園、いわゆるオムツのサブスクサービスは、概ね全体で約6~7割のご家庭にご利用いただいており、好評であると伺っています。
こうした結果を踏まえ、区では、更なる保護者負担の軽減のため、その他の物品についても、公平性や費用負担、管理・運用の課題に加え、衛生面や個別のニーズへの対応といった課題もありますが、引き続き現場の声を聞きながら検討しています。今後も、子どもの最善の利益を最優先に、共働き世帯に限らない保護者の負担軽減、園運営の効率化といった観点を踏まえつつ、よりよい保育環境の整備に取り組んでまいります。
出展:2025年第4回定例会議事録
共働きの子育て世帯のため、引続き「手ぶら登園」を推進していきます。
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