2025/7/28
2026/3/31までに300冊読む脳トレ📖
現在 208/300冊
題名
『THE BITCOIN STANDARDわ(ザ・ビットコイン・スタンダード)』
所感
「政府が通貨を増やせる仕組みのせいで、貯金しても価値が下がってしまうという説明があった。だから人は無理にでも今お金を使うようになる、という指摘が興味深かった。」
🎙️YouTube解説ラジオ🎙️
https://youtu.be/elffz-PHFtQ?si=qfhss0qdK10L0RrI
👇本の【概要】👇
この本の主題は「ビットコインとは何か?」ではない。
本書が本当に問うているのは「通貨とは何か?」「私たちはなぜそれを信用するのか?」という根源的な問いである。
著者の立場は一貫して明確だ。
通貨制度は、単なる経済の道具ではなく、人間の時間感覚、倫理、自由を支配する制度そのものである。
国家が発行し、価値を操作できる法定通貨は、インフレを通じて人々の財産を目減りさせ、結果として「今すぐ使え」という短期志向と消費主義を社会に強制する。
その構造が、人間の判断を歪め、家庭、教育、社会技術力、そして政治の責任感までも劣化させる。
著者はこう問う。
「あなたの時間は、あなたのものか?」
政府が操作可能な通貨制度の下では、労働の成果や未来の備えが知らぬ間に削り取られ、個人の努力が国家の都合に従属していく。
そうした通貨制度は、民主的に見えても、制度構造の上では非対称で暴力的である。
対置されるのが、ビットコインという「構造的にいじれない通貨」である。
これは人の意思ではなく、事前に定められ、誰にも変更できず、検閲されず、増やすことも奪うこともできないプログラムされた制度。
ビットコインは「人に信頼される通貨」ではなく「人を信頼しなくてよい通貨」というまったく新しい発想に立っている。
この通貨制度は、国家ではなく構造が信頼を生み出すという前提に立っており、著者はそれを通して次のような社会像を提示する。
未来を信じ、貯蓄し、責任を持ち、無駄を嫌い、倫理を保ち、国家による無制限な通貨発行から自律した個人が生きる社会である。
つまりこの本は、経済や金融の議論を超えて「どのような制度が、人間の倫理と自由を支えるのか?」という文明論の本である。
結局、著者が本書で私たちに問うのは次の一点だ。
「あなたは、信じるに値する通貨を、自分で選んだことがあるか?」
ビットコインを推すことは手段であって、目的ではない。
真の問いは「信じるとは何か? 自由とは何か? 制度とは誰のものか?」という、政治、経済、倫理を貫く根本にある。
本書はそれを突きつけてくる。
【ルール】
①新書でもOK
②過去読んだ本の読み返しOK
③挫折禁止の為、宣言と公開
#大和市 #大和市議会 #星野翔

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