2026/4/28
釧路市議会議員の木村はやとです。
今回は、令和8年6月議会に提出される予定の議案である、釧路市メガソーラーを含む太陽光発電条例の一部改正についてわかりやすくお伝えします。
■ なぜ今、この改正が必要なのか
2030年以降、大量の太陽光パネルが寿命を迎え、全国的に廃棄問題が深刻化すると言われています。
しかし国の対策はまだ十分とは言えません。だからこそ、釧路市が先手を打って、できることをやる必要があります。
さらに釧路市内では、すでに法令違反を犯す事業者も出てきています。
そのような事業者が、将来きちんとパネルを撤去してくれるでしょうか?
地震や津波のリスクを抱える釧路だからこそ、災害に備えた対策も欠かせません。
■ 改正の目的
釧路市メガソーラーをはじめとする太陽光発電施設を撤去するときにかかる費用(廃棄等費用)をきちんと確保するため、「保証金の預入」と「質権設定」を設置許可の基準に新たに追加します。
なお、今回の条例はメガソーラーを含む10kW以上の太陽光発電施設(地上設置型)が対象です。
■ 具体的にどういうこと?
たとえば、1000kWの太陽光パネルを設置する事業者の場合を考えてみましょう。
※ここからは、わかりやすくするために「鍵」という表現を使って説明します。実際に鍵のやり取りがあるわけではなく、法律上の権利関係をイメージしやすくするための例えです。
①事業者が銀行に1000万円を預ける
②「この1000万円の鍵は釧路市が持ちますよ」と市と約束する(=質権設定契約)
③銀行に「鍵は市が持っています」と正式にお知らせする
■ その後どうなるの?
😊 ちゃんとパネルを撤去したら → 市が「OK!」と確認して鍵を返す → 1000万円が事業者に戻ってくる
😡 パネルを放置してズルして逃げたら → 市が鍵を使って1000万円を引き出す → 市がかわりにパネルを撤去して、その費用に充てる
■ まとめ
太陽光パネルを設置するとき、「ちゃんと最後まで片付けます!」という約束のかわりに、あらかじめ1000万円を銀行に預けておくイメージです🌞
事業者が逃げたり、倒産したりしても、市が保証金を使って責任を持って撤去できる仕組みになっています。市民の皆さんが本来負担する必要のない税負担もなくす、生活環境を守るための大切な制度改正です。
※画像はイメージです

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キムラ ハヤト/43歳/男
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