2026/6/25
こんにちは、江東区議会議員の松澤あいりです。
令和8年第2回定例会で代表質問をしました。
4つの項目を質問しましたので、1項目ずつ要約し、ご報告させていただきます。
まず、1つめは、
令和8年度の江東区一般会計予算は2,927億2,600万円(前年度比5.1%増)と、過去最大規模となりました。
しかし、本当に大切なのは予算の「規模」ではなく、その予算をどのような考え方で区民の暮らしに還元していくかだと考えています。今回はこの視点から、区に対して4つの観点で質問を行いました。
食料品や日用品、光熱費に加え、住宅価格や家賃の上昇も続いており、子育て世代をはじめ多くの区民が生活への不安を抱えています。
江東区ではこれまでプレミアム付商品券事業などを通じて区民生活と地域経済を支えてきました。こうした取り組みは負担軽減だけでなく地域経済の活性化にもつながる、意義あるものだと感じています。
だからこそ、物価高騰対策は単発で終わらせず、状況に応じた継続的な支援として位置づけていくべきだと考え、区の認識と今後の方針を尋ねました。
財源には限りがあります。
必要なのは予算を増やすことそのものではなく、既存事業を見直し、本当に必要な施策へ再配分していく視点です。
社会情勢や区民ニーズは時代とともに変化します。かつて必要だった事業でも、今なお十分な効果を上げているか、すでに役割を終えていないかを検証し続けることが欠かせません。
そこで、事業のスクラップ・アンド・ビルドや行財政改革をどう進め、その成果を区民生活の支援や重点施策にどう反映していくのか、区の見解を3. 人口増加と高齢化、その両方を見据えた財政運営
江東区は今後も人口増加が見込まれる一方、高齢化も着実に進んでいます。
人口増加はまちの活力につながる反面、学校施設の整備や公共施設の更新、高齢者施策の充実など、将来的な行政需要の増加も避けられません。
目の前の課題対応だけでなく、中長期的な視点に立った財政運営をどう進めていくのか、区の考えを伺いました。質しました。
最後に、私が最も伝えたかったのがこの点です。
子育て支援と教育への投資は、単なる福祉施策ではなく、江東区の将来を支える基盤づくりそのものだと考えています。
これらは子育て世帯のためだけのものではありません。子育て世代に選ばれるまちになることは、定住人口の増加や地域の活力維持、安定した税収の確保につながり、ひいては高齢者福祉や医療、介護、防災など、あらゆる行政サービスを将来にわたって持続可能にすることにもつながります。
子育て・教育への投資をどう位置づけ、区民生活を守る施策とのバランスをどう図りながら財政運営を進めていくのか、区長の見解を求めました。
区民生活を守ることと、子どもたちの未来への投資。どちらも欠かすことのできない、等しく重要な責務です。
限られた財源を有効に活かしながら、「今」と「未来」の両方を見据えた区政運営がなされることを期待し、質問を締めくくりました。
【答弁の要約】
物価高騰対策は重要課題と認識し、当初予算・補正予算で国都財源も活用しつつ支援を強化、今後も継続検討する。行財政改革は行政評価システムと行財政改革計画により事業の不断の見直しを進めると説明。財政需要は11年度まで概ね横ばい見込みも、12年度以降は人口増・高齢化で拡大の可能性があり、基金・起債活用で安定運営に努めるとのことでした。子育て・教育投資は区の将来を担う人材育成につながるとし、「今に寄り添うこと」と「未来を創ること」の両立を図る、との答弁でした。

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