2026/1/7

産業市民委員会
1. 高校生スポーツのパブリックビューイング
「現地に行けなくても、一緒に応援できる環境をつくるべき」
今年の夏、中越高校野球部の甲子園出場に合わせて、ミライエステップでパブリックビューイングが行われました。参加者は約70人で、応援用スティックバルーンも用意され、得点や好プレーのたびに会場が一体となって盛り上がりました。一方で課題もはっきりしました。甲子園では熱中症対策の影響で、代表決定から試合日程が確定するまでの期間が短く、会場確保や周知、学校との調整が完全に時間勝負になりやすいという点です。そこで委員会で私が強く伝えたのが、「検討しているうちに、放映権と日程で詰む」ということです。パブリックビューイングは、やる気があっても決断が遅れれば実施できません。長岡には野球以外にも、全国で戦う高校生がたくさんいます。高校サッカー選手権、ウインターカップ、全国高校駅伝などなど…「見るスポーツ」を増やすことは、あらゆる世代がスポーツと関わる入口を広げることにもつながります。これからも、応援したい気持ちをきちんと形にできる仕組みづくりを求めていきます。
2. 消防団の演習改革
「セレモニー中心・儀式的な訓練から、実践的で災害現場で使えるような訓練に変えていくよう、これまでも要望してきました」
消防団は地域の安全の要であり、大切な存在である一方で、団員の負担になっている部分が多々あります。10月19日に行われた秋季消防演習では倒壊家屋からの救助・道路啓開・国交省の排水ポンプ車と連携した遠距離送水訓練など、実戦に近い中身のある訓練が行われ、秋季演習については素晴らしい訓練だったと評価しました。ただし、放水訓練でテントが破損したり、ホース水漏れ対応や講評など時間超過が発生したりと、団員が休日を使って参加している以上、時間や安全の面で改善が必要な部分があると考えています。そこで「訓練の実戦化」を引き続き求め、より安全で現場に近い訓練にしましょうと要望しました 。また、春季演習についても式典中心の運用から、最低賃金以内での訓練拘束時間を目安に合理的な訓練内容とすることを提案しました 。消防団の改革は一朝一夕ではありませんが、末端で従事する団員が安心して続けられる環境を考えていきます。
本会議における討論
議案第156号への反対討論について
「『職員の報酬』への評価と、『議員の報酬』への評価が同一であるはずがない」
12月議会では、議案第156号「長岡市職員の給与に関する条例等の一部改正」について、反対の立場から討論を行いました。まず前提として、市職員の皆さんが行政サービスの最前線で日々尽力されていることには、みさわ自身、強い敬意を持っています。今回の反対は、職員の処遇改善そのものに異議を唱えるものではありません。問題だと感じたのは、議案の出し方でした。市職員の給与改定と、特別職や議員の報酬改定が一つにまとめて提出されていましたが、職員と議員とで、市民の評価は別物だと考えます。本来であれば分けて議論すべき内容であり、職員の給与には賛成でも、議員報酬の引き上げには納得できない、そう感じる市民の声を、この抱き合わせの議案では反映することができません。そこで三澤は反対という決断をしました。
一般質問
1. クマ出没増加と市民生活を守る捕獲体制について
「命がけのボランティアと呼ばれているのが現状です」
近年、市街地や人の生活圏にクマやイノシシが出没するケースが増えています。国は、人の生活圏に危険鳥獣が侵入した場合に、市街地であっても自治体判断で発砲を可能とする「緊急銃猟制度」を整備しました。全国では制度開始以降43件、県内でも11件の実施例がありますが、長岡市ではこれまで実施に至った事例はありません。市民からは「制度があるなら、なぜ使われないのか」という声が寄せられています。一般質問では、集合住宅地や商業地など、人が多い場所ほど安全確保が難しく、結果として「最も必要な場面で最も実施しにくい」という制度上の矛盾があることを指摘しました。※一般質問の10日後くらいに、緊急銃猟は実施されました。そのうえで、警察と連携した初動対応、バックストップ確保を想定した事前シミュレーション、ハンターの迅速な現場投入など、現実的な運用改善を提案しました。あわせて、命がけで対応にあたる捕獲従事者の報酬が時給1,500円にとどまっている現状にも触れ、緊急銃猟を含めた報酬体系の見直しや、人材確保の必要性を強く訴えました。市民の安全を守る制度が、机上の制度で終わらないよう、実効性ある体制整備を求めています。
2. 学校現場におけるカスタマーハラスメント対策について
「対応時間の制限や、電話の録音など、何らかの対策が必要ではないか」
近年、学校現場でも、常識の範囲を超えた要求や暴言など、いわゆるカスタマーハラスメントが問題となっています。教員の心身に大きな負担を与え、本来向き合うべき子どもたちへの時間を奪っている現実があります。長岡市では、市役所職員向けにカスタマーハラスメント対策の基本方針やマニュアルが策定されていますが、教育現場では実態把握が十分とは言えません。一般質問では、教員への容姿に関する中傷や、私生活への過度な干渉、学校への一方的な要求など、現場で起きている具体例を挙げ、対策の必要性を問いかけました。東京都では、面談時間の制限や複数対応、通話録音などを盛り込んだガイドラインが示されています。長岡市においても、教員を守る視点から、対応ルールの明確化や実態調査の検討が必要だと提案しました。教員が安心して働ける環境を整えることは、結果的に子どもたちの学びの質を守ることにつながります。現場任せにせず、組織として支える仕組みづくりを、今後も求めていきます。
最後に
消防団の改革について、「せめて最低賃金の範囲内で、拘束時間を考えるべきではないか」と提案したとき、後ろの席で渋い顔をしている議員が動画で確認できます。
聞こえてくるのは「消防団はボランティアだ」「お金の話をするものではない」という声でしたが、正直なところ、論点がまったく噛み合っていないと感じています。
みさわの主張は高い報酬を求めているわけでも、お金目的でやるべきだと言っているわけでもありません。危険を伴い、拘束もあり、責任もある公的な活動について、最低限のラインは守るべきだ。ただそれだけの話です。
議場での反応がどうであれ、これからもみさわひろとは、忖度せず、遠慮せず、「これは正しい」と思ったことを、これからもはっきり主張していきます。
次回は、1月の臨時会。国の物価高騰対策に関する国政予算を受けた重要な議会になります。ぜひ、こちらもご注目ください。※県内の物価高騰対策、どう違う? 長岡市の1人1万円商品券を議員目線で整理する
引き続き、みさわひろとを応援していただけたら嬉しいです。よかったら、各種SNSのフォローやイイネで応援をお願いします。
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ホーム>政党・政治家>みさわ ひろと (ミサワ ヒロト)>2025年12月議会報告|みさわひろとは何を訴え、何を変えようとしたのか