2022/10/22
奈良県には他府県に負けない数多くの素晴らしい歴史や文化があります。日本国内だけでなく、世界からも注目を集めるかけがえのない財産です。でも、奈良県の旅館・ホテル客室数は全国最下位なんです。(平成30年:奈良県全体で9426室)。県内に観光客が滞在しないという問題を抱えています。奈良県には奈良市に限らず、斑鳩町の法隆寺のほか、県の中央部・大和平野の南端近くに位置する明日香村や天川村の洞川温泉など誰もが知る名所があります。こんなに観光名所がある奈良県で、客室数が全国最下位(しかも奈良市内が4532室と県北に偏っている)。この数字、意外だと思いませんか?
奈良県の観光名所を「つまみ食い」して夕方には大阪や京都へ。大阪の繁華街や「法善寺横丁」、また京都の中心部で夕食を食べ、そこで宿泊する。宿泊者数が少ない奈良県では、観光客による県内消費が圧倒的に少ないと言えるのです。
観光業がさらに発展すれば、県内の数多くの事業者が潤います。旅館・ホテルには料理や寝具の取引が、観光地ではお土産やタクシー・バス・人力車などの交通手段、飲食店。奈良公園では鹿せんべいを売っている事業者もいますね。このように観光には幅広い事業者・雇用者が関わっています。
インバウンドで言えば、余暇をリラックスして過ごす傾向のある、つまり滞在日数が多い欧米人をさらに誘致する必要があると考えます。滞在日数が増えれば増えるほど、県内の消費額が増加するからです。そして、滞在型の観光客数を増やすには、奈良市だけでなく県の中南和へのアクセスを増加させる必要があります。抱える問題点は明確なので、具体的にどう対策を進めるのか、建設的で実効性のある具体的な提案をしていきたいと思います。お気づきのこと、提案など、ぜひ奈良県を良くするためのご意見を私にお寄せください。
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ホーム>政党・政治家>永田 ゆづる (ナガタ ユヅル)>「奈良県」のもったいない❗️元NHK報道記者(奈良局・社会部)が奈良について語る。