永田 ゆづる ブログ

奈良市・奈良公園 観光などの協議会設立

2026/6/4

奈良県議会議員・永田ゆづる(37歳)|奈良市・山添村選出(自民党)|です。

奈良公園を訪れる観光客の増加に伴い、ゴミ問題やシカとのトラブルなどへの対応を話し合う協議会が設立されました。

奈良市によりますと、2024年に奈良公園など奈良市を訪れた観光客は1487万人にのぼり、前年から20%以上増加しています。コロナ禍からの回復が進み、国内外から多くの方に奈良を訪れていただけることは大変喜ばしいことです。

奈良公園は、東大寺や春日大社、興福寺といった歴史文化遺産と、シカが共存する世界でも珍しい場所です。奈良県民にとっては当たり前の風景かもしれませんが、世界中から見ればかけがえのない財産であり、多くの観光客を引きつける大きな魅力となっています。

一方で、観光客の増加に伴い、ゴミのポイ捨てや食べ残しによる環境悪化、シカへの不適切な接し方などの課題も目立つようになってきました。シカは野生動物であり、観光のための存在ではありません。人とシカが共生してきた奈良ならではの文化を守るためにも、マナー向上は欠かせません。

私自身、これまで奈良公園周辺のゴミ箱の通年設置や観光環境の改善について議会でも取り上げてきました。観光客が増えることは地域経済にとって大きなプラスですが、その一方で受け入れる側の環境整備も同時に進めていかなければなりません。

また、奈良県の課題として、訪日外国人の来訪割合は全国でも高い一方、宿泊者数は伸び悩み、日帰り観光が中心となっている現状があります。今回の協議会では夜の観光コンテンツの充実も議論されるとのことですが、宿泊につながる魅力づくりは地域経済の活性化にも直結します。夜間のライトアップや文化体験など、奈良ならではの魅力をさらに磨いていく必要があります。

さらに忘れてはならないのが災害対策です。南海トラフ巨大地震など大規模災害が発生した際、県外や海外から訪れている観光客をどう安全に避難させるかも重要な課題です。観光振興と安全対策はセットで考えなければなりません。

奈良の魅力は、1300年以上受け継がれてきた歴史や文化、そして自然との共生にあります。多くの方に奈良を楽しんでいただきながら、その価値を未来へ引き継いでいくためにも、行政や民間事業者、地域の皆さまと連携し、より良い観光環境づくりに取り組んでまいります。

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著者

永田 ゆづる

永田 ゆづる

肩書 元NHK報道記者(社会部・奈良局)
党派・会派 無所属

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