2026/9/14
兵庫県川西市議会議員(薬剤師) 長田たくや です。
川西市の魅力とは何でしょうか。
私は、都会へのアクセスの良さと、何ものにも代えがたい自然環境が共存していることだと思っています。

大阪や神戸へ出やすい一方で、少し北へ行けば山や田畑が残っている。
便利さだけでもなく、自然だけでもない。
この「自然と便利が織りなす川西らしさ」を、次の世代にも残していきたいと考えています。
一方で、人口減少や高齢化が進むなか、これまで行ってきた事業をすべてそのまま続けられるわけではありません。
効果の薄い事業は見直し、本当に必要なところへ財源を振り向ける。
そして、暮らしの中で理不尽な思いをする人を少しでも減らしていく。
そのために、私は大きく3つの分野に取り組みたいと考えています。
■ 1.「今まで通り」を見直す行政改革
行政の事業は、一度始まるとなかなか見直されません。
しかし、公費を使う以上、「良さそうだから続ける」のではなく、本当に効果があるのかを検証することが必要です。
例えば、がん検診や子ども医療費の無料化、広報誌の全戸配布、啓発事業などについても、私は効果や費用対効果を確認してきました。
無料であれば良い、補助金を出せば良い、という話ではありません。
限られた税金だからこそ、効果の薄い事業は見直し、その財源を道路、学校、公園、公共交通、地域施設など、市民がその効果を実感しやすいところに振り向けたいのです。ピカピカである必要はありません。
「きちんと手入れされていて、清潔感がある」
これだけでも街の魅力は高まるのではないでしょうか。
・ごみ行政
私は、ごみ袋有料化には反対です。
増える市民負担に、効果が釣り合わないのです。
一方で、分別ルールの簡素化や、希望者向けの有料戸別収集など、より便利で合理的な制度については積極的に検討していきます。
暮らしにゆとりを生み出すとともに、ルールを守る真面目な人ばかりが負担を背負う仕組みにはしたくありません。
■ 2.薬剤師の目線で、医療と福祉を考える
私は薬剤師として医療に携わってきました。
医療では、薬を使えば必ず良いというわけではありません。
効果だけでなく、副作用や費用、患者本人の希望まで含めて判断します。
行政の医療政策も同じだと思っています。
・健康で過ごせた方にも小さな還元を
例えば、健康を維持し、1年間ほとんど医療機関を利用しなかった高齢者にも、日用品など、小さな形で還元できる仕組みを考えています。医療費を多く使った人への支援だけではなく、健康で過ごせた方にも「保険料を払っていてよかった」と少し感じてもらえる制度があってもよいのではないでしょうか。
・ワクチンの健康被害者に寄り添う
ワクチン接種後に健康被害が疑われ、国の救済制度を申請しようとしても、カルテなどの資料収集に多額の費用がかかる場合があります。
そのため、申請を諦めた人もいると聞きます。申請に必要な費用を支援する仕組みも検討したいと考えています。
・最期まで本人の意思を尊重する医療
これから議論が避けて通れないのが人生の最終段階の医療です。
延命治療をどこまで望むのか。
どのような最期を迎えたいのか。
尊厳死をタブー視しない。
これらを市民レベルから学び、議論する機会をつくっていきたいと思っています。
■ 3.暮らしと地域を守る
市民相談を受けていると、「これは民間同士の問題です」と行政から言われ、困っている方が少なくありません。
越境樹木、倒木、ごみ屋敷、危険な工作物、悪臭など、場合によっては生命や健康、財産に関わる問題でも、現在の制度では行政が十分に動けないことがあります。
もちろん、何でも行政が介入すればよいわけではありません。しかし、明らかな危険や衛生上の問題がある場合まで「民間同士だから」で終わらせない仕組みは必要です。実際に、こうした問題に行政が関与している他市の事例もあります。
制度や条例を整理し、行政が関与できる範囲を明確にして、将来への不安を少しでも和らげたいです。
川西に残る農地や自然環境も守ります。
農地や自然は、一度失えば簡単には元に戻せません。
農地を単に「残す」のではなく、有機農業、農業体験、生物多様性、防災、環境学習など、いくつもの役割を持つ場所へ変えていくことで、守り続けられる仕組みをつくりたいと思っています。
過激な性教育やSOGI教育から子どもたちを守ります。
年齢や発達段階に応じた内容になっているのかを確認し、子どもたちへの教育として適切な内容であることをしっかりチェックします。
一方的な多文化共生から日本人を守ります。
多文化共生が、「他文化の強制」とならないよう、一方的に日本側だけが合わせるのではなく、日本の文化やルールを遵守してもらいます。
地域から、日本の文化や秩序を守っていきたいと考えています。
「自然と便利が織りなす川西らしさ」を、次の世代へ
川西には、まだ多くの可能性があります。
都会へのアクセス。
豊かな自然。
地域ごとに残る文化やつながり。
新しいものを何でも取り入れることでも、昔のまま何も変えないことでもありません。
守るべきものは守る。
変えるべきものは変える。
そして、これまで聖域化されてきた医療分野も含め、効果の薄い事業は見直し、本当に必要なところへ財源を使う。
私はこれからも、身近な不合理をなくし、正直者が馬鹿を見ず、泣き寝入りしない社会をつくるために、「データで考え、人に寄り添う」姿勢を大切に、市政に取り組んでいきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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