2026/7/21
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
議員の数について、ちょっと語ろうかなと。

川西市議会は、現在の議員定数は24人なのですが、22人に減らすという議案が提出されました。
昨年の12月議会で川西まほろば会から提出された議案でした。
審議結果は以下のとおり、賛成少数で否決されました。

そして6月議会にて、再提出に向けた動きがあり、可決する見通しだったようですが、やはり反対だという意見が出て、議案提出を取り消す自体となりました。
■ 私の考え
本議案には私は賛成しています。反対意見には、「他市に比べて人口当たりの議員数が多いわけでもないため、広い意見を反映させるために議員の数は減らすべきではない。それならば議員報酬を下げるべきだ。」という考えがあります。
異論はあるとは思いますが、以下が私の考えです。
【議員の数】
まず、「他市に比べて」ということに疑問があります。
他市がそもそも多いという状況であれば、比較すること自体がおかしいですよね。
比較対象が多すぎるのであれば、そもそもの前提が崩れるという話です。
つまり、他市と比較することだけでは、現在の人数が適正だとは判断できません。
電話しかなかった時代と、スマホ1つでほとんどのことができる時代で、人口あたりの議員の数は、昔のままで良いのかという議論があります。道路や公園などの不具合について、市民もLINEひとつで通報して対応できる時代となりました。
また、地域の利益だけを考えて行動する議員ではなく、市全体を考える議員が増えるべきだと考えます。
いまや大きな視野で市政を考えなければ、人・モノ・カネの移動距離とスピードは格段に増加しており、全市的な発想が重要になると思います。
議員の数が減れば地域だけの得票では当選が難しくなるため、全市的な政策や活動ができる政治家が、より求められるようになるでしょう。また、数が少ない方が議員一人ひとりに、より緊張感と責任が求められる議会となります。市民も動きをフォローしやすくなりますね。
【議員報酬】
報酬については「下げる」だけが手ではないと考えます。
余裕があれば「秘書」を雇うこともできますし、政策研究や意見聴取等に手数を増やすことも可能になります。
私自身、なかなか十分にはできませんでしたが、市民的な議論を広げていくためには、人もお金も必要になります。有権者に、政治への関心や理解を広げていくことも議員の重要な仕事ではないでしょうか。
私も勉強会やイベントを開きましたが、儲け目的ではないとは思いつつも、赤字が続くとそれなりにしんどい気持ちにはなります…。
団体や有力者など、組織化された意見は、議員が積極的に動かなくても行政へ届きやすく、政策にも反映されやすいと感じます。
私は、それよりも個人のお困りごとなどに寄り添うことが重要だと思います。
簡単ではありませんが、ICTが普及することで一気に変わると思っています。すでに日常生活にAIが急速に広がっているように、政治のセオリーも変わっていくのではないかと感じます。
一方、政治が旧態依然とした印象が残りやすい背景には、投票率の低さもあるでしょう。
これが増えなければ真の意味での、意見の反映というものは難しいと思います。
前述した団体や有力者の意見が、相対的に強くなるためです。
もっと投票率が増えることで、きっと政治はもっとおもしろくなるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な一日でありますように。
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ホーム>政党・政治家>長田 たくや (ナガタ タクヤ)>議員は多いほどいいのだろうか?川西市議会の定数を考える