2026/4/8
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
デジタル教科書を正式採用を可能とするため、学校教育法改正案を閣議決定したとのこと。

参照:時事ドットコムニュース

■ 紙の教科書がなくなるわけではない
勘違いしてはいけないのは、デジタル教科書自体、2018年の法改正にて採用できることが決まっていました。
ただし、紙の教科書のデジタル版という位置づけでした(デジタルしかないものは条件付きで採用可能)。
参照:デジタル教科書を正式な教科書に…改正学校教育法が成立
今回の閣議決定では、デジタル教科書を正式な教科書として位置づけるのが目的です。詳細は決まっていませんが、紙の教科書とは別の新しい内容でのデジタル教科書も採用が可能ということでしょう。なお、2030年を目標としているみたいです。
■ 紙媒体への回帰
デジタル先進国と言われた北欧では、成績低下の一因が教科書等のデジタル化にあるとされに、紙媒体への回帰が始まっています。
当ブログ参照:【脱デジタル】 スウェーデンの教育方針変更
すべてがデジタル化されるわけではなく、学校に選択する裁量権があるようです。
そのため、北欧での失敗については、しっかりと分析をしてほしいものです。
私が思うに、すべてをデジタルにしたことが一番の弊害ではないかと思います。
例えば、算数(数学)の図形問題では、動く解説の方が理解しやすいと感じます。
また、歴史の地図上の動きや経時的変化は動画になっていたらイメージもつきやすいでしょう。
したがって、すべて紙が良いというのも個人的に違うと考えています。
■ 読解力の低下
北欧における学力低下の証左は、読解力にあります。
数学が最も落ち込んでいますが、長文問題の点数が悪く、これも「読解力」が影響していると考えられます。
つまり、読解力低下は国語に限らず、数学などにも波及する点にも注意が必要です。
引用:PISA分析国語は紙教科書の方が良いのでしょう。なんといっても読み返しがしやすい。
算数も解いていくのは紙ベースが良いでしょう。ページの厚みから進捗やゴールが見えるため、「もう少し頑張ろう」とか目標設定をしやすいのではないでしょうか
デジタル画面だとなんとなく集中しづらいですし、結局、紙の方が集中力はでるように思えます。
私は、動画などが理解の助けになるものは積極的にデジタルを利用して、集中しなければならないものは紙をベースにするハイブリッドが良いんじゃないかと思います。
すべてのデジタルがNOというのは北欧の失敗の分析をしっかりすべきだと思います。
そして学校はそのあたりを慎重に考え、同じ失敗を繰り返さないようにするべきです。
市議会議員としては、学校の認識や方針をしっかり確認する必要がありますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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ホーム>政党・政治家>長田 たくや (ナガタ タクヤ)>デジタル教科書「正式化」へ ―紙かデジタルかではなく“使い分け”すべき―