長田 たくや ブログ

医療・介護保険制度についてざっくり理解してみよう!

2026/3/11

兵庫県 川西市議会議員(参政党) #長田たくや です。
本日は特別会計の予算審議でした。主に保険制度に則った市の予算について審議するのですが、制度がややこしくて正直混乱しちゃいます。

そこで自分の頭の中を整理するためにもざっくり概念をまとめてみました。


日本の保険制度
私も実務上、保険制度を取り扱っていましたが、実務と全体像はいまいちつながりにくくて、正直ややこしい。

国保 or 社保 →(年を取る)→ 後期高齢者医療

40歳以上になると介護保険に加入し、要介護認定 されると介護サービスを利用できる。

このような3つの仕組みになっています。

お金の流れをざっくりと

【現役世代の医療保険】
私たち現役世代は、サラリーマンか否かで大きく2つに分かれます。

会社員:
社会保険料(本人+会社)

自営業・無職:
国民健康保険料(本人)+公費(国・県・市)

自営業だけでなく子どもなどの無職も入るわけですから、費用がかかるわりに保険料が回収できません。だから公費(みんなの税金)で負担を和らげるのです。それでも社保より負担金が高くなるので、「国保逃れ」が問題として騒がれました。

これらの保険料の一部は「現役世代支援金」として集められ、都道府県単位の「後期高齢者医療広域連合」の財源となります。

【75歳以上の医療保険】
75歳を過ぎますと、国保・社保から外れて、後期高齢者医療制度に移されます。

財源
・現役世代支援金
・税金(国・県・市)
・高齢者保険料(年金から天引き)
       ↓
病院医療費(自己負担1~2割)

一定所得以上は3割負担となっていますが、全員3割にするか!?など議論が続いていますね。

【介護保険】
40歳以上の全国民が保険料を上乗せされて支払うことになります。

40〜64歳→医療保険に上乗せ徴収
65歳以上→市町村が保険料徴収

財源
・保険料50%
・税金50%
       ↓
要介護認定されますと介護サービスを受けることになり、関連したサービスのうち、自己負担を除いたものは介護保険から支払われます。

【生活保護】
生活保護はこれら保険の世界から全く別世界になります。
国75%+地方(県12.5%+市12.5%)

これはシンプルかつみんなの税金ってわかるので、私は薬剤師の時に必ずジェネリックにしてほしいとお願いしていました。


介護保険の範囲
介護保険を受けるには、要介護認定をされなければなりません。

対象者は、65歳以上が原則です。
ただし、特定疾病(16種類)であれば40歳以上から使用ができます。

では、39歳以下がこのような病気や介護を受ける必要がある場合はどうなるのでしょうか?
答えは 障害福祉サービス になります。市会計では、一般会計となり、いわゆる福祉の一環となります。

もし65歳の誕生日を迎えたら、いきなりサービスが変更になるのか?
そうではないようです。場合によっては介護施設に行くことになりますが、介護保険にないサービスは継続して受けられるようです。
障害者総合支援法の第7条に、他の保険が使えるようであればそれを優先するとあります。

(他の法令による給付等との調整)
第七条 自立支援給付は、当該障害の状態につき、介護保険法の規定による介護給付、健康保険法の規定による療養の給付その他の法令に基づく給付又は事業であって政令で定めるもののうち自立支援給付に相当するものを受け、又は利用することができるときは政令で定める限度において、当該政令で定める給付又は事業以外の給付であって国又は地方公共団体の負担において自立支援給付に相当するものが行われたときはその限度において、行わない。


国保の主体が変わる
さて、冒頭の国保ですが、これは市町村が主体となっていました。
しかし、2018年に県で統一しようと改革が起こりました。

各市町村で異なっていた保険料も、2030年を目標に統一されていることになります。
財政運営の責任主体:兵庫県
保険税徴収・保険事業:川西市

というように、共同責任でもって進めていくことになります。
だから予算書上にて、お金があっちらこっちらと複雑になるんですよね。

制度が変われば運営母体も変わるわけですから、もういっそのことすべて統合して、マイナンバーとAIによる管理運営によって、シームレスに対応できるようならないのかなって感じてしまいます。人件費もかかりますからね。無理なのかなぁ。


このように多くの税金が使用されていることがわかります。

だからこそ、なんとなく病院に行くとかそういったことされると非常に困りますよね。少しでも効果があるならば高くても良い薬を!とか、選択肢があるからこそ、そのように考えてしまうのは当然のことです。

でもね、それが消費税というモンスターを生み出し、バスなどのインフラ削減などを引き起こしているとしたらどうでしょうか。市民の方々の要望を聞いていますと、医療にあまりに負荷をかけすぎて、まわりまわって今の状況になっているということをぜひ知ってほしいなと感じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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長田 たくや

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選挙 川西市議会議員選挙 (2022/10/16) [当選] 1,680 票
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肩書 薬剤師で市議会議員
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