2026/2/19
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
川西市には、かつて兵庫県立川西高校がありました。閉校となり解体され、「防災機器を備えたグラウンド」に整備される予定です。
土地・解体費用を含めて兵庫県から買い取ったものですがが、いざ工事に着手すると想定外の事案が発生しました。

■ 兵庫県立川西高校
定時制の公立高校であり、2015年3月31日をもって閉校となりました。

■ 想定外の出費
2月19日の総務生活常任委員会で、この工事に関する想定外の出費が議題に上がります。
その原因は「想定以上のアスベスト」と「設計図にはなかったラップルコンクリート」でした。
解体工事費約4億600万円に対し、約5,300万円の増額となってしまいました。
【アスベスト】
これは想定以上の”量”だったそうです。
事前に発見するには別途足場を組んだりする必要があり、当初では確認するのが難しかったとのこと。
石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。かつては健康被害は問題ないとされていました。1930年頃からイギリスでは、石綿肺(アスベスト肺)が問題視されており、粉塵対策がなされていました(リンク)。
日本はかなり遅れており、2005年に「クボタショック」と呼ばれた報道がなされてから問題となったのです。
海外に遅れている対応…まるでハンセン病やコロナワクチンを想起させますね。
【ラップルコンクリート】
ラップルコンクリートとは、基礎下面から支持地盤までに設ける無筋コンクリートのことを指します。ラップルは英語の「rubble(瓦礫)」に由来し、大きな石が混ざっているコンクリートのことを言うそうです(リンク)。
スペルがrubbleなのに、「ラップル」なのは、発音をカタカナにしたらそう定着したそうな。

■ 質疑では
増加分の費用は川西市が支払うのか?
➡その通り。元々設計にはラップルコンクリートの記載がなかった。
事前に見つかった場合だと費用は抑えられたのか?
➡詳細な積算はしていない。しかし、確認するにも地中を掘る、足場を組むなどコストはかかっていた。当初に契約すれば納期の関係上、安くなることは想定される。
建設工事にて設計にない工事をすることはあるのか?
➡現代では必ず報告される。
「そのまま埋めちゃう…」ってことは現代では”不法投棄”となってしまうためできません。
発見されたコンクリートを”活用しない場合”は、法律に従って処理しないといけないようです。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)
過去の設計図や作業工程は、少し適当な部分があったようです。地盤が緩いから補強しておこか、みたいな。古く大きな建築物を解体する場合は、そのリスクがあることを念頭に置く必要がありそうですね。
工事は2カ月延長。増加金額も5000万円を超えるのは想定外としてもイタイですよね。かと言って放置もできない。
行政としても苦心しているとは思います。事前に確認できるような技術があれば良いですね…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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