2026/2/17
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
神奈川県警が、速度違反の取り締まりなどで虚偽の書類作成を繰り返していたことが報じられました。なんと!納付された反則金は約3,400万円!!

参照記事:神奈川県警本部長、約2700件の交通取り締まり不正で謝罪 巡査部長ら書類送検へ

■ ノルマやめたら?
よく交通違反にノルマがあると言われていましたよね。
元警察官のインタビュー記事によると、「努力目標」と言う名称で、明確に”ノルマ”と言ってはならない風潮があり、この目標件数も自ら記載されられるとのこと。ボーナス査定への直接的な影響はないものの、多く取り締まりを行った場合は表彰され、その表彰実績が評価に影響しているとのこと。
参照:元警察官が赤裸々告白!車の取り締まりに関する裏事情を聞いてみた
■ 取り締まり件数は増えた?減った?
人口減少や安全意識の向上もあり、取り締まり件数は大きく減少傾向にあります。
参照:犯罪白書(令和6年)

酒気帯びが1999年まで高止まりになっているのは衝撃的ですよね。
そりゃ厳罰化されるわけです。
■ 反則金はどうなってるの?
反則金は一旦国庫に入れられて、各地方自治体に「交通安全対策特別交付金」として配分されます。
根拠は「交通安全対策特別交付金等に関する政令」という法律で、使途や自治体への案分計算方法などが定められています。
まず都道府県と市町村で分けられ、主に以下のパラメーターで調整されます。
・人口
・道路延長
・交通事故発生件数
・交通量等
つまり、たくさん事故が起こっている市町村の方が多く分配される仕組みです。
■ 違反件数に比例しないナゾ
1990年代は、総額約800億円規模でしたが、近年は違反件数が激減したため500〜600億円規模となっています。
ただ、違反件数の減少具合と金額が比例していない感じがしますよね。
反則金は、一旦国庫に入ってから調整されるため、急激な減額とならないよう調整されている可能性があります。
例えば川西市の交通安全対策交付金の推移を見てみましょう。
約3000万円(2001年)→約2300万円(2023年)
△24%減

同じ年代の違反件数を比べてみましょう。
総件数
約97万件(2001年)→約22万件(2023年)
△77%減

単純な比例計算では説明できない「ナゾ」がここにありますね。
こうした点を踏まえると、違反件数が極端に減少すると各方面への影響が大きいため、現場に「何らかのプレッシャー」があったのではないか、と疑われても仕方がない。
■ 氷山の一角ではないか?
神奈川県警だけがおかしいのでしょうか。
しかも巡査部長です。伝統的な手法としか思えません。つまり氷山の一角である可能性が十分に高い。
人通りの少ない場所で取り締まりをしている光景をよく見ますが、市民感覚としては、より危険な道路や繁華街、そして暴走族の取り締まりを強化してほしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
例えば暴走族の構成員数が一定数で横ばいなのも、不思議に感じます。
放置しているのと同じではないか、という意見があってもおかしくないでしょう。

神奈川県警では今回たまたま発覚しましたが、全国的な点検が必要ではないでしょうか。
仕事によっては個人の人生にも関わる重大な事です。このようなことが恒常的にあってはなりません。
3月議会が始まりました。
衆議院選挙が終わって早々に忙しい日が続きます…
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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