2025/10/12
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
柿が美味しくなる季節に入ろうとしていますね。みなさん、体調を崩していませんか?
突然ですがクイズです。「柿はスペイン語で何と呼ぶでしょうか?」
正解は、「Caqui(カキ)」です。えっ!?
実は日本の柿が、世界中に広がっていることをご存じでしょうか。
■ 柿博物館
奈良県に柿博物館があるのをご存知ですか?雪深くなる前にぜひ足を運んでみてください。私は2016年に訪問していました。2022年に外観リニューアルされたようです。写真を見る限り、完熟した柿のように真っ赤になっていましたね(リンク)。

妻とのデートで行ったのですが、思った以上に写真を撮ってなかった(笑)柿ってめちゃくちゃ種類ありますね。

■ 日本人移民がブラジルで栽培した柿
1916年頃から、日本人移民がサンパウロ州などで「富有柿」「次郎柿」を植え始めたのが始まりでした。現地では、渋柿を渋抜きして食べるのが一般的だったそうですが、日本の甘柿は丸かじりできるフルーツとして人気を集めました。
名前も、「カキ」(caqui)となり、「カキ・フユ」(caqui fuyu)として知られているそうです。

■ 続いてスペイン、フランスにも柿
スペインでは1970〜80年代ごろに中国や日本の柿が導入されました。バレンシアなどの地域の気候はカキ栽培に理想的な条件を備えており、以来、カキは繁栄してきました。カキノキの学名は「Diospyros kaki」であることから、kakiが現地で通じることになります。
スペイン独自の渋柿を品種改良して甘くした「Rojo Brillante(ロホ・ブリジャンテ:輝く赤)」が大ヒットしています。

現在ではヨーロッパ最大の柿生産国で、EU圏への輸出量も日本を超えるほどになっています。国土を考えると、スペインの生産量はなかなかすごいものですよね。韓国もすごいですが、柿のイメージがあまりなかったです。

フランスのマーケットでもKakiとして売られています。

フランス語やドイツ語では「kaki」、スペイン語やポルトガル語では「caqui」、イタリア語では「cachi」と呼びます。中国から伝わったとされる柿は奈良時代以降の文献に出てくるようになるそうで、平安時代には干し柿も作られていたようです。日本から世界に広がったと言うのはなんだか嬉しいものですね。
■ 英語は違う
アメリカ・イギリスの英語圏では少し異なります。「persimmon(パァシモン)」と呼びます。アメリカ大陸では、渋柿(Diospyros virginiana)しかなくて、それをpersimmonと呼んでいました。明治時代に、日本の甘柿(Diospyros kaki)が導入されましたが、persimmonが一般的となっていたため、sweet persimmonと呼ばれることもあります。
イギリスでは、アメリカから言葉が逆輸入されてpersimmonが定着しました。一方、甘柿については、イスラエルのシャロン地方から輸入されたものが一般的であり、“Sharon fruit”と呼ばれています。

ヨーロッパでは、persimmonで通じるそうですが、kakiの方が音が短くて好まれているようですね。
日本では秋になるとそこら中で柿が実りますが、海外でも愛されていることを知りました。あまり海外に行って柿を食べるイメージが湧かなかったものですから。
お時間がありましたら、柿博物館にも行ってあげてくださいね。奈良県人は必修やで。google mapでも分かる博物館の柿色。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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