2025/9/28
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
今日は日曜日。ゆるふわな話題の日です。でもゆるくないのが、スズメの減少問題です。
近年、「スズメが絶滅危惧種並みに減少している」との報道が相次いでいます。
しかし、各種研究データを読むと“地球温暖化”が原因とはどこにも書かれていません。
実際の要因は、農地や木造家屋の減少、営巣場所の喪失、農薬の影響など、人間の生活様式の変化にあるのです。
「なんでもかんでもすぐに温暖化と結び付ける」マスメディアの存在は、はっきりいって迷惑です。

■ スズメは減ったのか?
東京都東久留米市自由学園には1963年から現在に至るまでの鳥類の記録が保存されています。1955年ごろから「ひばりヶ丘団地」の建設が始まり、周囲の雑木林や田畑が急速に宅地に変わるにつれて鳥の減少が報告されるようになったのがきっかけです。

確かにスズメの個体数は減っています。一方、カラスは増えていますね。
■ 繁殖地が減っている?
別の論文では、スズメの繁殖地の減少がデータによって示されています。

論文中には、減少の影響として、「人間活動」や「環境変化」が示唆されています。
・農地管理の変化(稲作の機械化、収穫後の落ち穂の減少)
・屋根瓦や木造建築の減少による営巣場所の喪失
・農薬使用の影響による餌資源(昆虫)の減少
・都市化・土地利用変化

文献では、どこにも地球温暖化について言及されていません。
■ マスメディアの短絡的発想
大阪市立自然史博物館学芸員である和田岳氏によれば、 「ここ2年ほど、スズメが減っているという話題がマスコミで、しばしば取り上げられています。しかし、マスコミの報道は、必ずしも正確ではありません。スズメの減少について注目が集まったきっかけは、三上(2009b)という論文です。」とあります。
参照:身近な鳥から鳥類学
この論文が先ほど紹介しているものです。和田氏も「温暖化」については触れていません。
【家屋の構造変化】
田畑の減少に加え、スズメを寄せつけない最新の住宅構造が指摘されています。
「今の住まいはのっぺらしていて、スズメが巣をつくれる隙間や穴をふさいでいます。殊にハウスメーカーの住宅に顕著で、スズメに余地を与えず、隙間を見せず、寄せ付けない家のつくりになっています。」
参照:すまいマガジンびお
このように、マスメディアはなんとか「地球温暖化=絶滅」を印象付け、脱炭素の正当性を担保しようと必死な様子。このような短絡的発想が、科学をゆがめ、政治をゆがめ、日本をゆがめていくのだと思います。
普通に考えてほしい。
冒頭に紹介した調査では…ヒヨドリが増えてますねん…。

もし地球温暖化が原因ならば、なぜヒヨドリやツバメも同じように減少しないのか、と疑問を抱くはずなんだけどなぁ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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