2025/9/25
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
先日、議員協議会がありました。
近年、川西市内でアルミ缶や古紙などの「資源ごみの持ち去り」が相次いでいます。
市はパブリックコメントを経て、条例に「持ち去り禁止」を明記し、通報システムとの連携によって実態把握と抑止を図る方針を示しました。地域の協力を得ながら、公平で持続可能なリサイクル体制を整えていく取り組みです。
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■ 資源ごみの持ち去りについて
最近、市内で「資源ごみが持ち去られている」という情報が市民の皆さんから寄せられています。
狙われやすいのは缶や古紙、金属類です。ごみステーションに出された物は民法上「無主物」と扱われるため、持ち去りを禁止するには条例などの法的根拠が必要となります。
こうした持ち去りは、
・分別意識の低下
・ごみ散乱や騒音による生活環境の悪化
・リサイクルで得られる収益の減少
など、市にとっても市民にとっても大きな影響が出てきます。
そこで川西市では「一般廃棄物処理基本計画」に基づき、資源ごみの持ち去り防止を施策に位置づけています。今後は「廃棄物の処理及び清掃に関する条例」に持ち去り禁止の条項を盛り込む方向で、しっかりと対策を進めていく予定です。

■ 通報システム
8月1日から、ごみステーション内の不法投棄・野生動物の死骸・資源ごみ持ち去りを報告できる通報システムが稼働し、すでに5件の連絡があったとのこと。条例と組み合わせて運用し、実態把握と抑止につなげるのが目的です。
参照:ごみステーション内の不法投棄・野生死獣・資源ごみの持ち去り通報システム
私は、川西市公式LINEアプリと通報システムが連動していないことを指摘し、組み入れるよう要望しました。現在、LINEのシステムメンテを予定しており、その際、通報システムに飛べるよう改修する予定であるとのことです。
一方、自治会での集団回収も行っている地域では、持ち去りか回収かわからない場合もあり、少しトラブルになるリスクについて言及されていました。通報=逮捕でもないのだから、誤通報の件数を見ながら、今後の対応を検討すればよいと思いました。
■ 罰則規定
伊丹市には罰則(20万円以下の罰金の規定)がありますが、川西市ではまず違反者の公表(悪質事案)を検討しています。想定される公表項目は、住所・氏名・日時・場所・内容・車両番号。
「条例違反」であることを周知し、地域の目や掲示による抑止を優先。必要に応じて罰則導入も検討するとのこと。罰則は入れた方が良いと提案した経緯があります。

【条文】
(公表)
第19 条 市長は、前条第2項の規定による命令を受けた者が、当該命令を受けたにもかかわらず前条第1項に違反する行為に及んだときは、その旨を公表することができる。
2 市長は、前項の規定による公表をしようとするときは、あらかじめ当該違反者にその理由を通知するとともに、当該違反者が意見を述べ、又は関係する証拠を提出する機会を与えなければならない。
■ 条例文言で紛糾
条例では”市民の責務”という表現が一部議員から問題視され、指摘を受けていました。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律でも『市民の責務』と記載されており、それに合わせたとのことです。「責務」は、主体によって重みが異なり、市民では努力義務、市では実施責任に近い義務が課される趣旨となります。内容は法の趣旨に沿っており、妥当と考えました。
ゴミの持ち去りはダメ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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