2025/8/13
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
今日はアメリカの興味深い世論研究(CATO institute)についてお伝えします。
参照:The State of Free Speech and Tolerance in America
例えば、ナチス思想的な言論(ナチズムに共感・支持、極右的、人種差別的)をする人を殴ることは、道徳的な行為ですか?という質問です。
あなたならどう回答しますか?
■ ヘイトスピーチに対しての暴力行為
アメリカ人に、ナチス的な発言をする人に対しての「暴力」は容認されるか?と質問しています。
(結果)

「発言している人に暴力を加えても良い」と考えるのがリベラル層に多いようです。注釈として、民主党員の過半数(56%)は、ナチスを殴打することは道徳的に容認できないと考えているそうです。
➡しかし、ほぼ半数が容認しているとは…
したがって、攻撃的な言論や思想に対する暴力への寛容は、主に民主党の極左派に見られるとのこと。
➡やっぱり極左は暴力に走る傾向があるようです。
■ 視野の広さ
民主党・共和党支持者それぞれに、クリントン支持者とトランプ支持者と友人になれるか?と質問。
(結果)

ヒラリー・クリントン支持者のほぼ3分の2(61%)は、ドナルド・トランプ支持者と友人になるのは「難しい」と回答。
一方、トランプ支持者のうち、クリントン支持者と友人になるのが難しいと感じているのはわずか34%でした。
クリントン支持層、いわゆるリベラル層は「違う人を認められない」という精神性が強いのかな、と分析できます。
■ よく考えているか
政府によるヘイトスピーチの禁止を容認すべきか否か?
➡アメリカ人の59%が「ヘイトスピーチ禁止法」に反対しています。
ここで、イデオロギーや人種による意見の違いを調査しています。
(結果)

共和党支持者(72%)と無党派層(60%)の大多数が、政府による「ヘイトスピーチ禁止法」に反対している一方、民主党支持者はわずかながら過半数(52%)が賛成しています。
ただ、民主党支持者の賛成者52%のうち、人種別にみると賛成者は黒人やヒスパニック系に引っ張られています。
・白人(45%)
・黒人(59%)
・ヒスパニック(65%)
アメリカ人の大多数は、政府によるヘイトスピーチ禁止法に反対していますが、ヘイトスピーチは道徳的に容認できないと考えている人が79%。
➡「別にヘイトスピーチをやってもいい」ということではなく、良識ある回答となっています。
また、「何がヘイトスピーチなのかを定義できないから法制化が難しい」と回答したのが89%。
「ヘイトスピーチは違法だ」と主張しているのは24%にとどまっています。➡これも良識的な結果だと感じます。
■ マイクロアグレッション
マイクロアグレッションとは、悪意がなくても、無意識の偏見や思い込みからくる些細な差別的言動や態度を指します。これについても調査しています。
(結果)

数値が高いほど、日常会話の中で『不快』と感じる割合が高いことを示していますが、「あなたは人種の誉れだ」と言われるのが一番むかつくという結果になっています。
➡過度に気を使われる方が嫌ってことじゃないのかな?
調査によると、大学が教職員や学生に避けるよう助言しているマイクロアグレッションの多くは、ほとんどの有色人種には不快とは感じられていないとのこと。
➡やはり、過剰反応によって言論が不自由になっている可能性があります。
まだまだ興味深い結果があるのですが、長いのでここまで。
2017年の調査結果ですが、トランプ政権となって状況がどう変わっているのか、気になりますね。
(もっと新しい結果が探したらあるのかな)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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