2025/8/12
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
昨日、「消せない約束」という映画を川西市の「たかのつめ」さんで観ましたので、ネタバレにならない程度に感想を書きます。
映画の詳細はこちらの画像をクリック↓

■ ネタバレにならない程度に
【価値観の収束】
現代の若者と戦時中の特攻について知る人物の価値観の違いが、一緒に過ごす中で少しずつ縮まっていく人間ドラマです。カミカゼとありますが、戦闘シーンは皆無で、いわゆる戦争劇ではありません。
【表現方法】
単なる人間ドラマであれば間延びしてしまうかもしれませんが、この作品は表現方法が工夫されていて引き込まれます。SF要素からヒューマンドラマまで描かれ、結末に向けて飽きずに楽しめました。
【悪役】
明確な敵役はなく、勧善懲悪のスッキリ展開ではなく、日本人のポジティブさを描いているのが印象的でした。
■ 演技の質
演技のことは詳しくはありませんが、上手いか下手かはなんとなくわかります。この映画の出演者はとても上手でした。普通の日本人を演じるのが一番難しいと聞いたことがあります。普段から西洋人のような身振り手振りも大きくない一方、演劇だと大げさに表現しなければ伝わらない部分もある。しかし、それをやりすぎると普通の日本人らしさが一気になくなるのです。
ダブル主人公のうち、片方が普通の人役を演じており、少し演技が大げさに感じる場面もありましたが、映画の限られた時間内で心境の変化を描くのは相当難しいことだと思いました。
■ 自殺大国
自殺大国ニッポンという表現については、もう少し深掘りしてほしかったと思います。
次のような統計があります。G7先進国と比べた結果ですが、確かに自殺が1位となっています。

しかし、他国では「不慮の事故」という、おそらく交通事故等の偶発的事象だとは思いますが、これがとても多いのです。アメリカに至っては「他殺」がランクインしており、治安の悪さが伺えますね。
そう考えますと、「自殺」が1位なのはある意味で「安全な国」と言えます。ただし、次が問題なのです。
子供の数は年々減っているのに、子供の自殺者数が年々増加していることです。

以上のことより、「『自殺大国ニッポン』と安易に表現するよりは、もう少し深掘りしてほしかったなと感じた次第です。
昭和61年の急激な子ども自殺者数のピークは過剰競争が原因とも言われていますが、直近の増加には明確な理由がなく、それが大きな問題です。
■ 感謝の対象
戦時中にて、わが身よりも家族・国を想って命をかけて行動した人達の有様を、「洗脳」という表現でネガティブな伝え方・捉え方をする人もいます。一方、過度に礼賛する人もいますね。私個人としては、ネガティブ・ポジティブではなく「感謝の対象」として伝えていくべきかなと考えています。
過度な礼賛教育は、「次に同じことがあった場合に、特攻と同じ戦略を国民に強いるためだ」という理論となり、それも一理わからなくもありません。
だからこそ戦略的なことは置いておいて、いずれにしろ私達国民を守ろうと命を賭してくれたことは絶対的事実なのだから、「感謝すべきでしょ」なのです!
映画では特攻をニュートラルに描いており、そのアプローチに好感が持てました。
■ 消せない約束
「戦後教育によって日本人の精神はボロボロにされました」という悲観的なシーンがあり、それに対して「いや、そうじゃないよ」と返すシーンがあります。ここが一番伝えたいメッセージなのかな?と個人的に思いました。
ボロボロにされた一方で、残っている部分もあり、それを「掘り起こす」ことがテーマなのだと勝手に解釈しました。
(私はそれが一番大切なのかなと感じます)
「掘り起こされた日本人の精神性」も、命を支える「柱」の一つではないでしょうか。命を支える柱は、お金や人間関係、家族、健康など複数あり、それらが組み合わさって「生きる」ことを支えています。この映画は、そんな支えの一つを得るきっかけとなるかもしれません。
まぁ、ぜひ映画見てくださいな。海外での評価が高いのも嬉しいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
ご意見・ご感想はこちらまで↓
takuya_nagata_1026@yahoo.co.jp
•━━━━━━• ∙ʚ🐤ɞ∙ •━━━━━━•
各種SNSもフォローを宜しくお願いします。
X(旧Twitter)
Facebook
インスタグラム
LINEオープンチャット(ニックネームで参加可能)
•━━━━━━• ∙ʚ🐤ɞ∙ •━━━━━━•
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>長田 たくや (ナガタ タクヤ)>【映画】 消せない約束を見ました 【ネタバレなし】