長田 たくや ブログ

外国人参政権って何?イカンでしょ 【過去の判例と危険性】

2025/7/24

こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
外国人参政権なんて、「普通に考えたらヤバイ」ってすぐにわかりますよね。でも、それを推し進めていた(いる?)歴史があるのです。

まさに「本当にあった怖い話」


外国人参政権をめぐる歴史

■ ヒッグス・アラン事件
イギリス国籍のアラン氏が国政選挙・地方選挙の投票権がないことを訴える。
国政参政権は、1993年2月26日に最高裁で上告棄却。
地方参政権は、1995年4月25日に最高裁で上告棄却。

ありえないと思えるかもしれませんが、これはお隣の大阪府池田市で実際に起こった事件。

■ 在日韓国人による訴訟
1990年、特別永住者である在日韓国人が、地方参政権がないことを大阪市に訴える。
1995年2月28日に最高裁は上告棄却。

■ 最高裁の”余計な”判決文
国政選挙について:憲法15条1項の「公務員の選定・罷免権は国民固有の権利」である
➡ 外国人には選挙権は与えられていない。

地方選挙について:憲法93条2項の「住民」には日本国民を意味すると解すべきである
➡外国人に地方選挙権が憲法上保障されているとは言えない。

ただし、法律を制定して永住外国人等に地方選挙権を付与することは憲法違反ではない
という「傍論」を付け加えてしまったのです(★これが大問題)

最高裁は、「この文言は主文ではなく、あくまで傍論(おまけ)であり法的拘束力がない」との見解(言い訳)だが、この文言があるおかげで、よからぬ政治家たちが「地方参政権だったらいけんじゃね?」となり、推進派の拠り所にされてしまいました。

■ 危ないところだった
実際、民主党政権時に、選択的夫婦別姓制度を導入するための民法改正と、永住外国人への地方参政権付与法案について、「民主党としてはなるべく早く実現させたいという立場だ。菅内閣も基本的にはそういう考え方だ」と発言されたと報じられています。
参照:民主党よ、そんなに中国に国土を譲りたいのか(JBpress)
朝日新聞によれば(参照リンク)、危ない状況になっていたようです。
(これは知らなかったなぁ)

1995年の裁判結果を受け、公明党や共産党、民主党が98年以降、永住外国人に地方参政権を認める法案を国会に提出。自民党は99年、自由・公明党との三党連立の政権合意書に、地方選挙権付与を盛り込んで署名した。しかし、自民党内での反対が根強く、実現しなかった。

引用:公明党マニフェスト

■ 在日党
外国人参政権を要求する「在日党」がありました。
1998年、最高裁は上告棄却。

本当に「在日党」なんてあったのですね。何も知らずに暮らしていた時期でした。

海外の外国人地方参政権について

海外では、外国人の地方参政権が認められている国があります。これが余計に推進したい人たちの恰好の材料となっています。
スウェーデン:3年以上の居住で地方選挙投票可
デンマーク:3年以上の居住で投票可
ノルウェー:3年以上の居住で投票可
オランダ:非EU市民でも5年の居住で投票可
ニュージーランド:永住権保有者は国政も含めて投票可
アイルランド:一部国籍の外国人も地方選挙投票可

まあ、これらの国が日本よりも治安が良くなっていれば、検討する余地もあるかもしれませんね。そうでなければ真似る必要性はないでしょ?

このように外国人参政権は、かなり根深く議論されてきたのですね。今じゃ、その議論すらありませんが。
おそらくテレビだけではない、ネット社会となれば世論誘導が難しいからだと思います。例えば、中国の「国防動員法」なんてすぐに出てきますし、そういった国の国民に対しては、たとえ地方参政権であってもリスクが高すぎて、絶対に認めるべきではありません。

住民投票条例

一方、地方自治体が実施する住民投票に関しては、地方自治の範疇であり、実は外国人住民も参加できる自治体が40以上あると言われています。以前話題になったのは、東京都武蔵野市でした。賛成と反対が拮抗したのも話題となった要因でしょう。
参照:住民投票権 外国人参加を安易に考えるな(読売新聞)

問題なのは、そうした条例を持つ自治体数を国が把握していないことです(※現在は把握しているのかは不明)
参照:第176回国会(臨時会)での質問主意書

武蔵野市では何とか否決となりましたが、な、なんと、大阪府豊中市では2009年にすでに住民投票条例が制定され、「国籍を問わない」とされています。
参照:外国人住民投票権 否決の武蔵野案と同じ条例、すでにある自治体では(朝日新聞)

たしかに…特別永住者の歴史があるのもわかりますが、線引きはとても大切だと思いますよ。小さなことであれば、問題ないとしても、「サラミ・スライス戦術(少しずつ既成事実を積み重ねていく戦術)」を警戒するに越したことはないでしょう。
参照論文:日本国憲法と外国人の地方参政権


日本には軍隊すらないのだから、他国と同じように考えてはいけないと思います。まずは、それらが普通の国となってから初めて議論ができるものでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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著者

長田 たくや

長田 たくや

選挙 川西市議会議員選挙 (2022/10/16) [当選] 1,680 票
選挙区

川西市議会議員選挙

肩書 参政党の市議会議員で薬剤師でもあります
党派・会派 参政党

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