2025/7/2
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
外国人に対して日本の医療保険が適応されることについて、疑問が呈されています。
厚労省によれば、適正な在留資格を有し、日本国内に住所を有する外国人については、日本の医療保険に加入し、保険料を納めながら、保険給付を受けることができるとされています。つまり外国人にも「国民健康保険」を使える、というお話しです。
■ 在留外国人の保険料支払い率
では、外国人が実際に保険料を支払っている割合はどれくらいでしょうか。
…実は正確な数値がわかっていないのです(なんてこと!)
そこで厚労省が令和5年に約150自治体を調査しところ、
●外国人の保険料収納率
驚愕の63%
日本人を含めた収納率は93%(全国は94%)
●国民健康保険の被保険者数(令和5年度)
全体:2,378万人
外国人:97万人(4%)
この全体収納率から見ても、日本人はほぼきちんと支払っている状況ではないでしょうか。
●総医療費
全体:89,268億円
外国人:1,240億円(1.39%)
●高額療養費支給額
全体:9,803億円
外国人:118億円(1.21%)
厚労省の方々からこの「外国人の保険料未納問題」について話を伺ったときに、「未払い率は高いが、全体としての影響はすごく小さいですよ」というような口ぶりで、”えぇ・・・”と思ったのが正直な感想です。
実際、厚労省の資料にも、「保険者に占める外国人の割合に比して大きいとは言えない」と記されていました。
ちゃうねん!金額の大小ではない。日本人と同じように扱うことがおかしい。
■ 川西市では教えてくれず
川西市で外国人の保険料収納率を確認しようとしたところ、「集計していないから教えられない」と回答されました。さらに調査できないかと確認したところ、「差別につながるからできない」という耳を疑う回答がありました。
これは決算委員会で追及するつもりです。
2023年9月1日~30日の1か月間で、
病院あたり未収金の発生件数:平均3.9件
未収金額:平均49.6万円

日本人の未収率など、比較対象を一緒に出すのが当然ではないでしょうか?いかにも影響が小さいように見せようとしている印象を受けます。
平均値49.6万円だけでもよくよく考えたら大きな数字です。
特に最大値は2,224万円です。これどういうこと?

このような状態だから、メディアでもニュースとして扱われるのです。
「中国人が日本の医療にタダ乗り!高額のがん治療で」(オリコンニュース)
「日本で会社作れば、医療タダ乗り」、保険診療天国ニッポンの落とし穴」(ダイヤモンド・オンライン)
■ 改正が悪用されたか
2009年、麻生内閣時に「住民基本台帳法の一部を改正する法律」成立し、2012年に施行されました。外国人登録制度が廃止され、外国人にも住民票が交付され、日本人と同じ行政サービスが提供されるようになりました。その条件のひとつが「3か月以上の滞在」というものです。
それまでは、自治体によって運用がバラバラでしたが、制度として統一されました。

制度化そのものには一定の意義があったと思いますが、“悪用される穴”を作ってしまったのもまた事実でしょう。
社会保険料は年々増加しています。そんな中で、制度のスキを突いて恩恵を受ける外国人のために、日本人の財源が使われ続ける現状は、私は許せません。これもまた、政治の結果です。
過去の失敗を反省し、一刻も早い対応をすべきだと思います。それが日本人ファーストの政治です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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