長田 たくや ブログ

【研修備忘録】 議員がめざすべき議会の姿

2025/4/23

こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
22日、23日には松山市で地方議員研修に参加していました。

とりあえず22日分だけのまとめ。


4月22日
タイトル:議員がめざすべき議会の姿
講師:福岡県福津市議会前議長 江上隆行さん

江上氏は、なんと御年75歳。しかしながら、2時間近くずっと大きな声で話続けるパワフルな方でした。そして、私のように1期目の人間に対しても非常に丁寧な対応をなされる印象を持ちました。その年齢や地位をもってもふるまいや態度が、人間性を表していました。

なんだろうな、僕みたいにふわふわっとした表現じゃなくて、かっちり議事録に残しても良いようなしゃべり方?なんか議会説明を聞いている感じになりましたね^^:目指すべき議会の姿として、「近くて遠い議会」ではなく、「近くて近い議会」にしなければならないとのこと。

■ ジェームズ・ブライス
「地方自治は民主主義の最良学校であり、その成功の最良の保証人である」
国会は、議院内閣制。総理大臣を国民が選択できない。
地方議会は、2元代表制。国民の意見を反映させやすい。⇒民主主義の学校

■ 請願書について
請願を出すだけではいけない。議会でフォローしていく必要がある。
(ご本人の経験)
議長として採択された請願に対する答えを市長あてに文書で求めた⇒市長からは財政的に厳しいと回答。

■ 意見書について
地方議会における国会への意見書提出制度は、地方自治法第99条に基づき平成12年(2000年)から開始されました。それまでは、議長が私印で国や県への請願として提出していたそうです。
制度化されて以降、外交問題などの意見書などが乱発されたこと機に、2004年に、総務省は外国との交渉に影響あるものは慎重にしなさい(禁止ではない)という通告が出されたとのこと。

なるほど、だから川西市でも意見書・請願書などは、市民以外のものを原則受け付けないようにしている方針をとっているのか。

■ 反問権について
北海道の栗山町というところで、反問権の付与ということを明らかにしたことで、全国的に広まったそうです(リンク
以下、町のホームページより抜粋

町長ほか町の職員が、議長の許可により議員の質問に対して論点・争点を明確にするため、反問することができるものです。
議会が議論の広場であるためには、双方が質問できて当たり前との考えから、執行側に反問権を与えています。

あくまで、質問を明確にするためとありますが、これを機に、質問者を論破しようとするような流れができた議会もあるのだとか。
江上氏はそれに対して、地方自治法のどこにも”反問権”などいうものが記載されていません。法的に位置づけられていない権利を行使して良いのだろうかと疑問を呈しておられました。また、それを議会条例に入れてどうするのかという話のようです。

議会基本条例は理念となる傾向にあり、本来は、地方自治法による規則などの法令に基づくものの方が重要であると江上氏はおっしゃっていました。

経緯はしっかりとは調べていません。もしかしたら、本当にひどい(合理性がない)質問が続くような議会だったのかもしれません。
川西市では、質問の主旨がわからなければ、理事者サイドも普通に聞き返していますけどね。私は、この”反問権”という言葉自体を初めて知ったので大変勉強になりました。それで議会に緊張感とか評価されているものを見かけましたが、質問の内容次第で緊張感なんて決まってこないかね~^^;

■ 議会規則
全国だいたい決まっている規則(ひな形)があるそうです。知らなかった。
・標準都道府県議会規則(質問2回まで)
・標準市議会会議規則(質問〇回まで)
・標準町村議会会議規則(質問3回まで)

ちなみに質問の回数がそれぞれ違うというのがおもしろいですね。なんでバラバラにしたのか・・・

川西市の場合はこんな感じ(リンク

(質疑の回数)
第51条 議長は、必要があると認めるときは、あらかじめ質疑の回数を制限することができる。
2 議長の定めた回数の制限について、出席議員3人以上から異議があるときは、議長は、討論を用いないで会議に諮って決める。

一般質問時は、特に制限はありませんしね。定例会の質疑に関しては3回までとかあったと思います(また調べときます><)
こういった内容は、正直、議会事務局頼りなところが私にもありました。江上氏は、定例会前に一通り読みなおすということです。見習うべきだと思いました。

■ 村議会がない村もあった
ちなみに、村議会というものをなくし、住民集会で政治を決めることも可能だそうですよ。地方自治法94条はこうあります。

第94条 町村は、条例で、第89条の規定にかかわらず、議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる。

ということで、東京都の青ヶ島村は、住民総会だけだった時もあったそうです。今は議会があるようですね。
高知県大川村は、議会廃止を検討したそうですね(実現はされていません)。合併したらあかんのかなぁ。
参照:日本一小さな村の2年間 大川村の挑戦

あの秋山兄弟の生誕地が松山市にあります。また、路面電車が走り、在来線とのダイアモンドクロッシングという珍しい構造があります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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著者

長田 たくや

長田 たくや

選挙 川西市議会議員選挙 (2022/10/16) [当選] 1,680 票
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肩書 参政党の市議会議員で薬剤師でもあります
党派・会派 参政党

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