長田 たくや ブログ

映画「夢見る給食」を振り返って 【オーガニック給食】

2025/2/10

こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
先日、夢見る給食という自主映画を見にいきました。

やっぱり無農薬・減農薬農業を進めるべきだなぁと感じた次第です。

引用:鹿児島市のすくすく保育園ホームページより 玄米和食給食

真っ白のご飯は美味しいですが、私はちょっと色があった方が美味しそうに見えます。映画でも紹介されていたこの保育園は、有機食材を使った和食です。普通にめっちゃ美味しそうじゃないですか?


■ 体温をあげる食材
玄米は見た目だけではなく「体温を上げる食材」となっています。逆に、パンや白米は冷える方向に。

引用:免疫力アップの食習慣

私も低体温でした。朝はパンがほとんど。参政党で出会った人達を通じて”食”について学び、お米に変えたら昔よりも平熱が上がったんじゃないかと。
白米だけだと食感的に飽きるので、玄米や麦を混ぜています。それがプチプチして美味しいんですよね。飽きたらたまにパンも食べますよ。

下図のように昔に比べて平熱が下がっている傾向があるようです。

左図引用:株式会社相互企画より 右図引用:BOASORTEより

原因は、食事だけではなく運動や生活環境も影響していると思いますが、清流みずほこども園では以下のようなデータもあるようです。ここでは、園児が味噌もつくっているそうですよ(リンク)。

引用:夢見る給食ホームページ

■ オーガニック給食は広がっている
東京都武蔵野市では、川西市と同じセンター方式ながら有機野菜やお米を使っています。塩・醤油などもこだわっていて素晴らしいと思いますし、食育にもかなり力を入れています(リンク)。

2022年度、給食に有機食材を取り入れている自治体は、前年度の137から193へと増えたそうです。

「夢見る給食」では、オーガニック給食へ移行した自治体は、政治家だけではなく様々なプロモーターが紹介されていました。
・首長(市長、町長)
・公務員
・給食センター
・農協、農家
・一般市民
このようなルートでオーガニック給食を進めたようです。

東京都品川区では、野菜をオーガニックにするということが報道されました(リンク)。ただ、ヤフコメでは否定的な意見も散見されます。ただ、否定的な意見からは、”夢見る給食”のような動きを知らないまま、突如のニュースに対する感想もあるのかなぁという印象もありました。

給食にオーガニック野菜を用いることは、有機農家への安定収入にもつながりますし、農家の若返りや注目されるのに非常に有効だと思います。化学肥料に関してはほぼ輸入に頼っている現状から考えると、それを使用しない農業を研究・推進することは食料安全保障にも通じます。

オーガニック野菜と言いますと、高級品でしょ?とか、意識高い系でしょ?と思いがちですが、
①環境負荷が小さい
②栄養価値が高い
と私は認識しています。

■ 環境負荷が小さいとは?
日本にはコウノトリやトキという大型の鳥がいましたが、残念ながら絶滅してしまいました。

都市化などの影響もありますが、海外から譲渡されたコウノトリやトキが、有機農法を始めた豊岡市や佐渡市で自然繁殖が成功しているのです。つまり、農業における除草剤や殺虫剤などによる生物多様性の破壊が、彼らの絶滅を招いたと考えることができます。

引用:兵庫県立コウノトリ公園ホームページ

有機農法を始めた千葉県いすみ市でも、なんとコウノトリが飛来したと言います。コウノトリ農法については当ブログでも紹介しました(リンク)。

■ 栄養価は同じ?違う?
有機農法だと化学肥料がない分、自分で栄養を取るために一生懸命根を長く伸ばすと言います。確かに理屈としてはわかります。実際にそうなっているという報告をみつけました(BLOFについては後述)。

引用:ジャパンバイオファームより

一方で、栄養価については成分分析の結果で、慣行農業(化学肥料・薬品を使用)の野菜と変わらないという論文報告もあります。

また、抗酸化物質については、有機農産物が優位に多いことを示す信頼性の高いメタ解析があります。栄養価だけでは語りにくい野菜の力とも言えます。
参照論文:Higher antioxidant and lower cadmium concentrations and lower incidence of pesticide residues in organically grown crops
Fig. 3

しかし、BLOF理論によれば栄養価についても結果が異なるようです。

■ BLOF(ブロフ)理論とは
3つの分野に分けて考察し、科学的・論理的に営農していく栽培技術です。

  1. 植物生理に基づいたアミノ酸の供給
  2. 土壌分析・施肥設計に基づいたミネラル肥料の供給
  3. 太陽熱養生処理を用いた土壌団粒形成、土壌病害菌抑制、水溶性炭水化物の供給

簡単に言えば、”土”を重視するということ。それによって収穫した野菜は、栄養価も豊富であったことが報告されています(リンク)。有機農法では減ると言われている収穫量も維持されていたと報告。

引用:農林水産省 BOLF理論 実例

このようなデータを見ますと、やはり有機農法でも優劣があり、そのファクターが”土”ということです。


保田 茂神戸大学名誉教授は、「人間の体は食べ物でできているよりも、土でできている」と言うべきだと。言い得て妙だなと思いました。1食材、期間限定でもいいから有機食材の給食に入れ込むべきだと思います。議会でも主張していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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著者

長田 たくや

長田 たくや

選挙 川西市議会議員選挙 (2022/10/16) [当選] 1,680 票
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肩書 薬剤師で市議会議員
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