2024/11/23
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
産経よりこんなニュースがあって、驚きました。
参照:「衆院選比例は『れいわ』とお書きください」中国の総領事がX投稿、政府「不適切」抗議
「さすがにこれはアカンやろ」
中国の総領事が、衆院選の比例投票を促すような投稿をXで行ったことが判明。
国会でも質問主意書が提出され、外交的な問題へと発展しています。
報道だけだと誤解しそうだったので、実際に資料を当たり、投稿内容を確認してみました。
ほんまにこんなこと書くんかいなと、調べてみました。
松原仁衆議院議員の質問主意書がもとになっているそうです(参照)。以下、引用です。回答はまだのようですね。
令和六年十一月十一日提出 質問第四〇号
中国の大使級総領事が行った選挙運動に関する質問主意書 提出者 松原 仁
中華人民共和国(中国)の薛剣駐大阪大使級総領事は、第五十回衆議院議員総選挙の選挙運動期間中の本年十月二十五日、自らの官職名を明示したソーシャル・ネットワーキング・サービス「X」の公開アカウントにおいて、「全国どこからでも、比例代表の投票用紙には「れいわ」とお書きください。」と投票を呼びかける文面が表示されるれいわ新選組の山本太郎代表の街頭演説の動画を引用して表示させ、「世界のどの国も一緒だけど、政治が一旦歪んだら、国がおかしくなって壊れ、特権階層を除く一般人が貧乏なり、とうとう地獄いきなんだ。」と推薦する投稿を行った。薛大使級総領事のアカウントは、フォロワー数が現在八万二千以上あり、非常に影響力がある。
本件についてお尋ねする。
削除されたと思われる投稿は以下のようです(Xより参照)。
産経新聞の記事自体は、ややミスリードを誘う記事で、実際に、「れいわとお書きください」とまでは書いていません。
た・だ・し!松原氏の質問主意書のように「全国どこからでも、比例代表の投票用紙には「れいわ」とお書きください。」と投票を呼びかける文面が表示される点は事実であり、日本の国会議員選挙期間中に、駐在大使でもあろう人が投稿するポストとしては、常軌を逸しています。
ただ、公平に見て、産経新聞の記事もあまり良くないですね。れいわさんも逆に迷惑でしょう?駐在大使には、しっかりと抗議すべきだと思いますよ。
■ ペルソナ・ノン・グラータ
ペルソナ・ノン・グラータ(ラテン語: Persona non grata)は外交用語で、英語で書くと”person not welcome”となります。簡単に言いますと、「外交官として不適切だから任を解き帰国せよ」という意味になります。
ウィーン条約第9条にあるしっかりとした用語になります。なんかかっちょいい言葉ですよね。“あいつ、ペルノンされたらしいで”みたいな。
第九条 1 接受国は、いつでも、理由を示さないで、派遣国に対し、使節団の長若しくは使節団の外交職員である者がペルソナ・ノン・グラータであること又は使節団のその他の職員である者が受け入れ難い者であることを通告することができる。その通告を受けた場合には、派遣国は、状況に応じ、その者を召還し、又は使節団におけるその者の任務を終了させなければならない。接受国は、いずれかの者がその領域に到着する前においても、その者がペルソナ・ノン・グラータであること又は受け入れ難い者であることを明らかにすることができる。
質問主意書にあった文言はこちらですね。

台湾に関しては、中国の呉江浩駐日大使が、台湾情勢をめぐり、日本が台湾の独立に加担すれば「日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる」と発言したのも記憶に新しいところです。これもひどいものです。
参照:中国駐日大使 “台湾独立加担 日本民衆火の中に” 外務省抗議2024年5月31日
駐在大使も内政干渉と捉えかねない行動は控え、節度をもっていただきたいものです。ただ、それ以上に、日本政府は毅然とした態度で対応してほしいものです。言葉による抗議だけではなく、ペルソナ・ノン・グラータを発動するぐらいの気概はもってほしいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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