2026/7/22
会派視察2日目は「練馬区立農の学校」へ。
6月定例会でも尼崎市の都市農業について質問を行いました。
農業に関しては、日本の食料自給率は低く、農家さんも減る一方・・・という厳しい状況の中、尼崎市の農地はたった1.6%ですが、しっかりと潤わせ、少しでも守っていきたい。
そんな思いから、尼崎市もあまやさいの展開を広げているところですので、先進市の取組を学びに伺わせて頂きました。
最初は座学で、練馬区の都市農業課の方々に、練馬区の農業施策全般についての説明や、こちらが事前に質問をしていた給食残渣のリサイクルについての回答などお伺いしました。頂いた説明の中でも練馬区の伝統野菜、練馬大根についてのお話などは非常に興味深いものでした。
練馬大根は、通常の大根よりも長いため収穫が非常に大変、といったこともあり、農家さんの手間や食の洋食化など様々な原因もあり廃れていたそう。
しかし種が残っていたことから、練馬区の伝統野菜として復活させたとのことです。
練馬大根に関しては完全に区が費用も出し(買い取り)、収穫が大変であることを逆手に取り、区民参加の「引っこ抜き大会」を開催。
そして収穫したものをみんなで洗って翌日には給食に出すなど、行政と区民の一体感を感じる体制を構築されておりました。
農の学校では、「農業を学ぶ」のではなく(それは別途「農業体験農園」がある)、農家さんをお手伝いすることに特化したサポーター育成の学校です。
定員が15名ですが、毎年約3倍近い応募があるとのこと。

農政といっても、区民向けのサービス、農家さんへの支援、つなぐ役割、または保全、等々、方向性は様々あります。
どこまで行政が入るのか、といった視点でも練馬区での視察は大変参考になりました。

農の学校内のこの箇所は、種取専用で練馬大根を栽培しているスペースで、畑横のビニールハウスの中には

種取待ちの大根の茎から鞘の部分がたくさん積んでありました。
種取作業も農家さん、職員さん、学校の生徒さんたちとみんなで行うそうです。
職員の方が話されていた「農政課に入ると職員が明るくなる」という言葉が非常に印象的で、単なる生産の場にとどまらない、都会の中の農地の役割を再認識致しました。
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タカノ ユリコ/50歳/女
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