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米子市の貯金がなくなるまであと9年!?〜人口減少社会のまちづくり〜

2026/6/12

米子市議会議員で現役薬剤師の𠮷岡ことです。

政策ショート動画でお話ししたことについて、

3月議会で質問をしています。

その内容を簡単にご報告します。

 

 

💬 はじめに

3月13日の米子市議会・予算決算委員会で行われた「令和8年度予算総括質問」では、 市の財政状況と今後の課題について、具体的な数字とともに議論が交わされました。 コト通信総集編でも紹介したように、**「米子市の貯金がなくなるまであと9年!?」**という現実を前に、 今から何をすべきかを市民の皆さんと共有したいと思います。

 

📊 財政の現状:貯金が減るスピード

令和8年度の一般会計予算は884億6,000万円と過去最大規模。 しかし、財政調整基金(いわば市の貯金)は、試算によると令和16年度には残高ゼロになる見込みです。 物価高、人件費高、金利高の「三重苦」が重なり、財政運営の難しさが増しています。

 

💡 今からできる3つのこと

① 収入を増やす:電気の地産地消で経済循環を

環境省の分析によると、市外への電気代流出額は2018年度の183億円/1年間から2022年度には114億円/1年間へ。 差額の69億円が市内にとどまったことになります。 これは、地域電力会社のある米子市ならではの強み。 今後も「脱炭素先行地域づくり事業」を進め、地元でつくった電気を地元で使うことで、 市内経済を回す仕組みを強化していきます。

 

② 借金を減らす:米子市版責任ある積極財政

市民1人あたりの公債費(借金返済額)は2万532円(令和6年度)。 類似団体平均の約2倍という高水準です。 市は「実質公債費比率10%以下」「将来負担比率100%以下」を目標にしていますが、借りる量より返す量が上回る予算編成をまず目指すべきと考えます。副市長からは「起債は世代間の公平のための仕組み」との説明もありましたが、 金利上昇局面では慎重な財政運営が求められます。

 

③ 支出を減らす:スマートシュリンクの考え方

老朽化施設の維持管理費や更新費用が増える中、 市は「賢く集約・縮小=スマートシュリンク」を進めています。 米子アリーナ整備では3体育館を集約し、 防災拠点との多機能化を図るなど、延床面積の抑制と利便性向上を両立。 今後も公共施設の複合化・長寿命化を進める方針です。

ただし、体育館や温泉など、市民が愛着のある施設の統廃合には慎重な対応が必要。 市民との丁寧な対話による合意形成を求めています。

 

🏛️ まとめ:今こそ「小さくして質を高める」の時代へ

米子市の財政は、決して破綻寸前ではありません。 しかし、今のままでは「貯金がなくなる未来」が見えています。 だからこそ、市民と行政が一緒に考え、小さくして質を高めることが大切です。 「住んで楽しいまち よなご」を守るために、 今からできることを一歩ずつ、確実に進めていきましょう。

 

🪶 𠮷岡ことより 

温泉も体育館も、愛着をもつ利用者市民がおられる一方で、利用しないが税金は負担するという納税者市民もおられます。行政と市民、議会と市民、立場の異なる市民同士が話し合って決めていく、そんなまちづくりを、これからも皆さんと一緒に考えていきます。


 

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