2026/4/30
先日、2026年4月26日(日)。那覇市の大石公園で開催された「第14回 大石公園ゆり祭り」にお邪魔してきました。午前中の激しい大雨を吹き飛ばすような、地域の皆さんの熱気とヤギたちの愛くるしい姿。そこには、伝統を守りながら次世代へと笑顔を繋ぐ、素敵な地域の祭りの姿がありました。
今回の訪問で特に印象に残ったのは、以下の3点です。
1. 「ヒージャー鳴き声大会」の圧倒的な癒やしと可愛さ。
2. 「ヒージャーオーラセー」に見る、ヤギたちの意外な社会性と逞しさ。
3. 地域特製「大石そば」が教えてくれた、素朴ながら深いおもてなしの味。

当日の午前中、那覇市内はバケツをひっくり返したような大雨に見舞われました。「せっかくの最終日が中止になってしまうのではないか」と、多くの関係者や地域住民が不安な気持ちで空を見上げていたはずです。
しかし、午後になると空は一転して晴れ渡り、雨に洗われたテッポウユリの白が、初夏の陽光を受けてより一層輝きを増しました。ぬかるんだ芝生さえも、お祭りの「臨場感」として楽しむような来場者の皆さんの笑顔。天候の回復は、まさにこのお祭りを心待ちにしていた地域の皆さんの想いが呼び寄せた奇跡のように感じられました。

今回、個人的に最も心を掴まれたのが「ヒージャー鳴き声大会」です。ステージに上がった子どもたちが、マイクを前に一生懸命「メェ〜!」とヤギの真似をするのですが、これがもう、めっちゃ可愛くて最高でした🥺。
単に鳴き声を真似るだけでなく、少し首を傾げたり、ヤギになりきってポーズをとったり。優勝したお子さんの透き通った「メェ〜!」が会場に響き渡った瞬間、観客席からは歓声とともに、温かな拍手が巻き起こりました。言葉の壁を超え、ヤギという身近な動物を通じて地域が一つに溶け合う。こうした「癒やし」の時間は、忙しい日常を忘れさせてくれる貴重な宝物です。

続いて行われた「ヒージャーオーラセー(闘ヤギ)」では、非常に興味深い光景を目の当たりにしました。
地元・大石公園出身のヤギたちは、普段は銘苅にある「なは市民協働プラザ」隣の緑地で一緒に放牧されています。毎日を共に過ごし、同じ草を食んでいる、いわば「気心の知れた家族」のような存在です。
そんな彼ら同士の対戦では、角を突き合わせて激しく戦うことはありません。お互いに頭を「スリスリ」と寄せ合い、まるで「今日もよろしくね」「今はお祭りの時間だね」と確認し合っているかのような、睦まじい仕草を見せてくれました。戦う必要のない深い絆と、お互いを思いやるような姿に、会場からも思わず「可愛いね」と温かい笑みが漏れました。

一方で、宜野湾市から遠征してきたヤギが登場すると、空気は一変しました。こちらはまさに「真剣勝負」。角と角が「ガツン!」とぶつかり合う鈍い音が響き、お互いの意地と誇りが激突する、逞しくも勇猛な姿を見せてくれました。
身内には優しく(スリスリ)、外からの相手には毅然と立ち向かう。ヤギたちの豊かな個性と社会性を垣間見た気がして、これこそが「ヒージャーオーラセー」の真の醍醐味なのだと、深く感銘を受けました。

お祭りの楽しみといえば、やはり地元グルメです。今回いただいた「大石そば(沖縄そば)」が絶品でした。
特筆すべきは、トッピングされた厚切りのポーク。沖縄のソウルフードであるポークが、出汁の効いたスープと麺にこれほどまでにマッチするとは。出店コーナーの活気の中ですする一杯は、地域の皆さんの手作りというスパイスも加わり、お店では味わえない格別の満足感がありました。


午前中の雨を乗り越え、午後の眩しい太陽の下で開催された「第14回 大石公園ゆり祭り」。 そこには、仲睦まじいヤギたちの姿、子どもたちの可愛らしい鳴き声、そしてそれを見守る大人たちの温かい眼差しがありました。
大石公園まちづくり委員会の皆さま、実行委員会の皆さま、そして素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたヤギたちに、心からの敬意を表します。この美しいゆりの花と地域の絆が、来年も、再来年も続いていくことを願ってやみません。
皆さんも、来年はぜひこの「可愛くて、逞しい」ほっこりするお祭りを体感しにお運びください。最高の一日が待っているはずです!
2026年4月29日 那覇市議会議員・写真家 普久原あさひ

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>普久原 あさひ (フクハラ アサヒ)>【第14回那覇・大石公園ゆり祭り訪問記】那覇市議会議員・普久原あさひ