2022/5/12
先月末に「インドネシアから届いたSOS 50年ニッケル鉱山開発がもたらしたものは?」という題名で報告会が開かれた。
内容は長年、先住民族の土地の取り上げや森林破壊など深刻な問題が繰り返されてきた。
今年3月、南スラウェシ州現場で、住民たちが土地権の回復や生活の尊重を求めて抗議行動を始めたところ、事業者住民との対話を拒否し、リーダー3人が不当逮捕、拘束されたと言う。(この話、沖縄で起きた問題とそっくりではないか・・・。)
ニッケルは希少金属の一つで硬貨、スマホ、PCの部品などに使われていて最近では電気自動車、太陽光発電や風力発電の大容量バッテリーに使われていたりして需要が急増しているのが現状だ。
この需要増に応える為に大量消費を続け、気候変動対策が進められている中でどこのニッケル鉱山も開発が継続、拡張されて開発現場の地域コミュニティが破壊されている事実は日本では報道されない。
フィリピンの鉱山では現地民族の住民の同意の署名を参加者名簿を利用して不正と言うべきに近いような形で開発に賛成という決定事項にしている事例も報告されている。
(これなんかは、ある国の原発建設に拘る住民投票等に使われる手法に似ていると思うのは私だけだろうか?)
また、この記事を読んでどこかの政府が労働組合を不当に弾圧している事件に似ていると感じるのは私だけだろうか?
時を同じくして先月19日、メキシコでは「改正鉱業法」が可決され、リチウム資源の国有化が決まった。
リチウム公共利益と宣言し、民間部門へのコンセンションや許認可などを与えない。
リチウム埋蔵地帯を鉱業保護区と見なし、探査、開発、堀削、利用を国の独占することになる。
こうした動きに他の資源国が追随するのではと予想される。
資源の無い日本が生き残っていく為にどうすべきか?
ウクライナ単に武器の支援、ロシアに対して経済制裁を続けるだけで果たして良いのだろうか?
先日、鳩山元首相が政府よりも先に時期韓国大統領と会談し、日韓関係の改善の日本側の
旗振り役を依頼されたともニュースが流れた。
こうした平和外交を築いていく事の方が現在の政府が向かっている方向よりも日本の未来の為になると思うのだが。
参考
長周新聞 5月4、6
Twitter 鳩山由紀夫
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>かなざわ 一 (カナザワ ハジメ)>希少金属の開発に於ける日本では報道されない問題を考える。