2024/5/5
金井たかしの「江戸川区情報」(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)江戸川区議会議員・弁護士
2024年5月3日は憲法記念日でした。憲法記念日ということで、新聞では憲法の改正についての記事が掲載されていました。
そこで、憲法第9条についての大学の講義の思い出と第9条の改正の世論調査について書いておきたいと思います。

私は、慶應義塾大学法学部で、憲法について、慶應義塾大学の田口精一教授と小林節教授、そして講師として慶應義塾大学にいらしていた中央大学の憲法学教授であった川添利幸教授の講義を受けました。
自衛隊に関する憲法第9条の解釈の問題は、小林節教授の講義を受けました。当時を思い出すと、自衛隊が違憲か合憲かについて、もちろん小林節教授はご自身のお考えがあったのであると思いますが、講義ではいくつかの学説を解説し、学生に対して自分自身で正しいと考える学説を採ればよいというものでした。
私自身は大学の講義を受け、司法試験のための勉強で憲法学を勉強することで、自衛隊は憲法第9条には違反しないという解釈をする説が正しいと思うようになりました。
読売新聞(2024年5月3日)では、憲法に関する世論調査を実施し(2024年3月12日から4月18日)、その結果を報道しています。「憲法改正『賛成』63%」という見出しで憲法改正の世論調査の結果を解説し、戦争放棄を定めた9条1項を改正する必要はないとした人が75%であること、他方、戦力の不保持などを定めた9条2項を改正する必要があるという回答が53%であることを掲載しています。
自民党の憲法改正案は、自民党憲法改正実現本部の公式サイトに掲載されています。「日本国憲法改正案」(自由民主党平成24年4月27日)に掲載があります。
そして、自民党の憲法改正についての考え方は「4つの『変えたいこと』自民党の提案」 に掲載されています。
法律家の視点で言うと、自衛隊が憲法に反するかどうかの議論は憲法第9条の解釈の問題であり、いくつかの考え方が成り立ちうるものですが、憲法の改正で自衛隊を明確に憲法上に位置づけること(=自衛隊の存在を完全に合憲とすること)は政治的な問題です。
江戸川区民の皆さんをはじめとして、このブログの読者の皆さん、憲法記念日があったのですから、このゴールデンウイークにおいては、憲法の改正、また、日本を取りまく安全保障環境のことを考えて、特に自衛隊に関する憲法第9条の改正の議論があることを理解してもらえればと思います。(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)
金井たかし(高志) 江戸川区議会議員・弁護士(元 武蔵野大学法学部・大学院教授 元LINE(株)監査役)
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