2025/8/14
「房総地域東京湾口道路」は、千葉県富津市と神奈川県横須賀市を結ぶ道路の構想です。これは「東京湾口道路」という名称で知られております。近年、再び実現に向けた動きが活発化しています。
この道路は、東京湾の湾口にあたる浦賀水道を横断するもので、延長は約17kmと想定されています。東京湾アクアラインに次ぐ「第二のアクアライン」とも呼ばれています。構想されている構造は、海底トンネルか高架橋のいずれかとされています。
主な目的と背景
国道16号の環状化: 国道16号は、横浜市を起点に、東京都八王子市、埼玉県、千葉県などを経由し、富津市と横須賀市の間で途切れています。この道路が開通すれば、国道16号が完全な環状となり、広域的な道路ネットワークが完成します。
房総・三浦両半島の活性化: 両半島間の交通・物流・観光を促進し、地域経済の活性化が期待されています。
首都圏のバランスある発展: 首都圏の一極集中を緩和し、全体の均衡ある発展に貢献するとされています。
災害時の代替ルート確保: 自然災害などで既存の交通網が寸断された際の、緊急輸送路としての機能が期待されています。
近年の動向
2008年に国によって計画が事実上凍結されていましたが、2023年以降、SNSでの関心や地元経済界の要望が高まり、再び実現に向けた動きが活発化しました。
2024年には、千葉県側の13市町と地域の経済団体が一体となって「房総地域東京湾口道路建設促進期成同盟会」が設立されました。同盟会は、国などへの要望活動を本格化させ、構想の具体化に向けた動きを進めています。今後のステップとして、概略ルートの決定などが挙げられています。
「房総地域東京湾口道路建設促進期成同盟会」
組織概要
設立: 2024年10月に設立総会が開催され、正式に発足しました。
会長: 富津市長が務めています。
会員:
正会員: 富津市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、南房総市、館山市、鴨川市、いすみ市、茂原市、勝浦市、大多喜町、御宿町、鋸南町など、千葉県南部の13市町が参加しています。
賛助会員: 地域の建設業協同組合や商工会、観光協会、漁業協同組合など、地域の経済団体が多数参加しています。
要望活動: 国土交通省や千葉県など、関係機関に対して東京湾口道路の早期建設を強く要望しています。
調査・研究: 東京湾口道路に関連する情報収集や、実現に向けた調査・研究を行っています。
広報活動: 道路の必要性やメリットを広く周知するための広報活動も行っています。
この同盟会の設立は、長年構想が凍結状態だった東京湾口道路の実現に向けて、地元からの強い意思と熱意を示すものとして注目されています。
産業計画会議による「NEO-TOKYO PLAN(ネオ・トウキョウ・プラン)」より地図転載
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