2020/12/18
先日、議会に商工会長が来ていたので、帰りがけに法人会と商工会で、感染予防の為にセミナーを開いたらどうかと言う事をお話した。コロナ渦で、法人会でもセミナーが開けていないので、飲食店や商店、会社等に正確な情報を伝える事も大事だと思った。最近町でも、新型コロナウィルス感染症の陽性者が毎日出ていて心配している所です。皆さんも、正確な知識で、感染予防をしっかりしましょう。
以下、ある講師の注意事項のお話。
【手洗い後の蛇口に注意】手洗いした後でも(不要な)アルコール消毒を頻繁にすることが散見される。石鹸で手洗いし、蛇口をその後に触らないのであればアルコール消毒は意味がない。逆に、認知症の方や知的障害のある方に手洗いを徹底させる割に、手洗い後に蛇口をひねってしまうのであれば、アルコール消毒だけに絞った方がいい。
【検温は過信しない】検温も、平熱でも陽性の人がいるから過信できない。また明らかに高熱であれば別だが、人によって平熱が異なることも加味していない。
【食事中はスマホを触らない】箸を使わない飲食にはリスク意識が薄い。消毒しない指でパンやポテトフライを食べているケースも見かける。さまざまなところを触っている指で操作したスマホを見ながら軽食やお菓子をつまむことは、感染症を考えたらリスクの高い行為だ。
【現金は汚れていると考える】現金の受け渡しにも不思議なマナーがある。トレイにお金を載せて受け渡すことが多いが、結局、現金は誰が触っているか分からないので汚染されていると考える必要がある。であれば、現金を触った後の素手でハンバーガーを触ることは、リスクが高いのは考えたら当たり前のことだ。
【床には飛沫が落ちている】床に荷物を置く人も相変わらず多い。飛まつは最終的には床に落ちるが、ここに鞄やリュックを置けばそのままウイルスを持って帰る。もしくは携帯を床に落としてもそのまま操作する人も割と多い。
【換気とは空気の流れを作ること】換気とは何だろうか。寒さの中で窓や入り口を全開にしている店が散見される。これは「換気=窓を開ける」と勘違いされている典型だ。重要なのは、重さが軽く空気中に浮遊するエアルゾルを流すための空気の流れをどう作るかだ。まず店舗や一般家庭でもする必要があるのは「換気扇」「換気設備」がどこにあるかを確認する作業だ。そこにサーキュレーターや扇風機で空気の道を作ってあげることが、空気清浄機よりも対策としては科学的に確実で、何よりも安価だ。十分な換気設備があれば、窓を全開にし、ドアを開けっ放しにして結果、暖房費が上がることを抑えられる。
▽自ら知り、考えること
レッスンで主眼に置いていることは、答えを出すのではなく、感染症のそもそもを理解してもらい、対策をお店側に気づいてもらうことだ。
▽冬の流行は想定内なのに 今年の流行語大賞に「3密」が入った。3密はキャッチーではあるが、その「密接・密集・密閉を避ける」には、具体性がない。
ポリウレタンのマスクのときは距離をとらずに大声で会話しないとか、大皿料理は素早く分けて小皿を手元に置くとか、電車の床に物を置かないとか、具体的な対策が示されていない。3密が「密接・密集・密閉を避ける」だけでよいと思われているとしたら、これはミスリーディングとも言える。
感染症対策のために、そしてこれ以上飲食店が困窮しないために「まだ打つ手がある」とすれば、根本的で、かつ正確な対策を周知することだ。
店舗の閉店要請による「対処療法」、言い換えればウイルス感染の「ゼロリスク」を追求すれば、経済困窮、倒産や雇用喪失リスクという大きな「リスクトレードオフ」が待っている。今の時期の感染拡大は驚くべきことではない。欧米の地域で日本の秋に拡大したのは、先行してこれらの地域で気温が下がり、冬が到来したことが大きく関係している。日本でも、11月からはインフルエンザと相まって、感染拡大が専門家の間では感染発生当初の春先から予想されていた。「想定内」だ。にもかかわらず、半年経っても、3密対策=感染対策、「とにかくマスク」と、正確な対策がアップデートされていないことが、リスク対策としては大きな問題だ。クラスターが多発している飲食店、認知症の方のいる高齢者施設、知的障がい者施設などでは、病院とは違い、マスクが使用できない人や環境がある。それらの場所に対して、具体的で状況に合わせた「ハンズオン」の手を広く差し伸べられないことをリスク管理の専門家として歯がゆく感じる
https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/news/koronakanjyahassei-hyou.html
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