2025/12/8
府中市議会議員の渡辺しょうです。
本日12月8日(月)、私が委員長を務める厚生委員会が開かれました。
福祉センターや老人ホームの運営事業者の決定(指定管理者の指定)に加え、将来の医療保険料に関する重要な報告が行われました。
審議された決定事項と、市民の皆様の生活に関わるポイントをご報告します。
(第98号〜第102号議案)
心身障害者福祉センターや、特別養護老人ホーム(あさひ苑、よつや苑)などの運営を任せる団体(指定管理者)の指定について審議され、いずれも全会一致で可決されました。
心身障害者福祉センター:
老朽化(築40年以上)が進んでおり、将来的な移転・建替えを検討中ですが、当面は修繕を行いながら運営します。
送迎の改善: 試験的に導入された「ドア・トゥ・ドア送迎」が高く評価されており、利用者増につながっています。今後も丁寧な運営が求められます。
特別養護老人ホーム(あさひ苑・よつや苑):
物価高騰への対応: 光熱水費の高騰など、運営事業者の努力だけでは賄えない事情がある場合、府中市は「補正予算などで別途支援を検討する」という方針を確認しました(過去の実績あり)。
人材確保: 外国人人材の受け入れやICT活用など、介護人材不足に対する取り組みが進められています。
(第103号議案)
分梅町にある「介護予防推進センター」の運営についても審議・可決されました。
運営の課題: 公募に対し応募が1社のみでした。介護業界全体の人手不足が背景にあると推察されます。
今後の重点: 団塊ジュニア世代が高齢期に入る中、施設に来るのを待つだけでなく、地域に出向いて孤立を防ぐ「アウトリーチ(訪問・情報発信)」の継続が重要視されています。
工事のお知らせ: 現在、外壁工事などが進められています。利用者の安全確保と近隣住民への丁寧な説明を行うよう、委員から府中市に確認がありました。
(協議事項:保険料率見直しの動きについて)
75歳以上の方が加入する「後期高齢者医療制度」の保険料(令和8・9年度分)について、東京都広域連合での検討状況が報告されました。
現時点での試算では、保険料は「値上げ」となる見込みです。
医療費の増加: 高齢化に伴い、医療にかかる費用自体が増えています。
新制度の導入: 令和8年度から、少子化対策のための「子ども・子育て支援金」が医療保険料に上乗せされることになりました。
東京都内の平均保険料は、年額 約11.1万円 → 約12.4万円(約11.2%増)となる試算です。
※激変緩和のための「特別対策(軽減措置)」は継続される予定ですが、それでも負担増は避けられない見通しです。
報告の質疑の中で、府中市の保険料収納率が「都内26市中20位」であることが明らかになりました。 未納が増えると、その穴埋めとして府中市の一般財源からの持ち出しが増えてしまいます。 委員からは、収納率向上に向けた取り組みの強化を求める意見がありました。
本日の厚生委員会における審査結果は以下の通りです。
| 議案番号 | 件名 | 結果 |
|---|---|---|
| 第98号 | 心身障害者福祉センター 指定管理者の指定 | 可決 |
| 第99-100号 | あさひ苑・在宅サービスセンター 指定管理者の指定 | 可決 |
| 第101-102号 | よつや苑・在宅サービスセンター 指定管理者の指定 | 可決 |
| 第103号 | 介護予防推進センター 指定管理者の指定 | 可決 |
| 報告事項 | 後期高齢者医療制度 保険料率見直しについて | 了承 |
※第99号・100号、第101号・102号は関連性が高いため一括審査を行いました。
福祉や介護は、誰もが安心できる地域づくりの基盤です。 施設の適切な運営はもちろん、保険料の負担の在り方についても、引き続き府中市の対応を注視し、議会としてチェックしてまいります。
渡辺しょうへのご連絡、ご要望、ご意見は渡辺のTwitter(X)のDMかメールでお気軽にご連絡ください。
Twitter(X):http://twitter.com/@SHO__WATANABE
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