2025/12/7
府中市議会議員の渡辺しょうです。
この度、府中市教育委員会は、令和4年度から令和11年度までの8年間を計画期間とする「第3次府中市学校教育プラン」について、計画期間の後半を見据えた中間見直し(案)を作成し、市民の皆様からのパブリック・コメント(意見募集)手続を実施しています。教育を取り巻く環境は、GIGAスクール構想の実現に向けた急速なICT化や、いじめ、不登校への対応、教員の働き方改革など、大きな変化と多くの課題に直面しています。
この中間見直し(案)は、こうした社会の急速な変化に対応し、プランをより実効性のあるものとするための重要なプロセスです。教育は、私たちの子供たちの未来、そして府中市全体の未来を形作る根幹であり、市民の皆様一人ひとりの声が、これからの教育施策をより良いものへと導く羅針盤となります。
ぜひ、この中間見直し(案)にご関心をお寄せいただき、積極的なご意見をお寄せくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
本プランは、令和4年度(2022年度)から令和11年度(2029年度)までの8年間を計画期間とする、府中市の学校教育における最上位計画です。
プランの基本理念は、「全ての子供が、人格の完成に向け、ふるさと府中に誇りを持ち、知性や感性を磨き、豊かな人間性を備え、心身ともに健康に成長していくこと」を願いとし、教育委員会、学校、家庭、地域、関係機関が相互に連携・協力・支援しながら子供たちの育成を担っていくことを示しています。
目指す人間像としては、「知性や感性を磨き、豊かな人間性を備えた、心身ともに健康な子供たち」の育成を掲げています。
この基本理念の実現に向けて、プランでは以下の3つの柱に基づき、施策を展開しています。
施策1:社会を主体的・創造的によりよく生きる力の育成
新しい時代に求められる資質・能力を身に付け、豊かな人間性が育まれるよう、学習指導、特別支援教育、学校組織・人材の支援といった側面から、「生きる力」を育むことを目指します。
施策2:学びの機会を保障するための支援の充実
いじめ問題、不登校、特別な支援を必要とする児童・生徒への対応など、個別の課題に対応し、多様な学びの機会を保障するための支援を充実させます。
施策3:子供の学びを支える教育環境の充実
学校施設の老朽化対策、ICT環境の整備、学校給食の安全な運営など、児童・生徒が安全・安心に学びを深めるための環境整備を推進します。
今回の見直し(案)では、計画策定後の社会情勢や教育環境の変化、現行施策の目標達成状況を踏まえ、喫緊の課題に対応するため、「施策の方向性」や「主な取組」に重要な変更が加えられています。
「主な取組」の柱の一つである「知識・技能の習得」について、表現が大きく変更されました。
現行の主な取組1-1: 基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着
見直し(案)の主な取組1-1: 知識・技能の習得、思考力・判断力・表現力等の伸長に向けた取組の推進
これは、単に知識を覚えるだけでなく、それを活用して課題を解決するために必要な「思考力・判断力・表現力」や「主体的に学習に取り組む態度」といった「学力の重要な三要素」の育成を、より一層重視する姿勢を明確にしたものです。
近年、不登校児童・生徒の増加傾向が顕著であり、特に小学校における増加は看過できない課題となっています。この深刻な課題に対応するため、施策2の「主な取組」に、「不登校児童・生徒に対する重層的な支援」が新たに新設されました。これにより、学校、教育センター、関係機関などが連携し、一人ひとりの状況に応じた、切れ目のない手厚いサポート体制を強化する決意が示されています。
施策3「子供の学びを支える教育環境の充実」における「施策の方向性」について、市の最上位計画である総合計画との整合性を図りつつ、以下の通り変更されました。
| 現行の施策の方向性 | 見直し(案)の施策の方向性 |
|---|---|
| 1. 学校施設の老朽化への対応 | 1. 学校規模・配置の適正化を踏まえた学校施設の改築・長寿命化 |
| 2. 学校施設の整備 | 2. 学校施設の大規模改修 |
新たな方針では、「学校規模・配置の適正化」が明確に盛り込まれました。これにより、将来の児童・生徒数の推移を見据え、改築・長寿命化と適正配置を連動させた計画的な施設整備を推進していく方針が示されています。また、改修についても、経年劣化への対応だけでなく、より計画的な予防保全型の考え方に基づき実施することが明確化されました。
教育DXの推進を受け、施策1から施策3までの全ての施策において「ICT機器の活用」に関する記載が追加され、校務効率化と学習指導におけるICTの効果的な活用が推進されます。また、目標達成状況をより適切に評価し、PDCAサイクルを回すため、成果指標についても総合計画との整合を図りつつ更新されています。
未来の府中教育を共に創るため、ぜひ皆さまの率直なご意見をお聞かせください。
令和7年11月18日(火曜日)から 令和7年12月17日(水曜日)まで
市内に在住・在勤・在学する方
市内に事務所または事業所を有する個人及び法人その他の団体
本中間見直し(案)について直接的な利害関係がある方
中間見直し(案)と現行プランの資料は、以下の場所で閲覧可能です。
•教育総務課(市役所おもや3階)
•庁舎管理室前(市役所おもや1階西玄関)
•市政情報公開室、市政情報センター、各文化センター、中央図書館
•府中市ホームページ(本記事のURLでご確認いただけます。)
以下の内容をご記入の上、いずれかの方法でご提出ください(書式は自由です)。
記載事項: 件名「第3次府中市学校教育プラン中間見直し(案)」、住所、氏名、電話番号、意見
オンライン: 府中市ホームページの専用フォームから提出
郵送: 〒183-8703 府中市 宮西町2丁目24番地 府中市 教育部 教育総務課 宛
ファクシミリ: 042-334-0946
持参・投函: 教育総務課窓口、市役所おもや1階西玄関の意見受付箱、市政情報センター、各文化センター、中央図書館の意見受付箱
「第3次府中市学校教育プラン中間見直し(案)」のパブリック・コメント手続の実施について https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kyoiku/mokuhyou/plan/gako-plan/plan_sanji_publiccomment.html
第3次府中市学校教育プラン中間見直し(案)https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kyoiku/mokuhyou/plan/gako-plan/plan_sanji_publiccomment.files/gakkoukyoikuplan_minaoshi.pdf
現行の第3次府中市学校教育プランhttps://www.city.fuchu.tokyo.jp/kyoiku/mokuhyou/plan/gako-plan/plan_sanji_publiccomment.files/gakkoukyoikuplan.pdf
今回のプラン見直しは、少子化や学校施設の老朽化、教員の働き方改革、そして多様化する子供たちへの支援といった、現代的な課題への対応をより明確に打ち出すものです。
府中市の教育は、教職員の皆様の献身的なご努力はもとより、保護者、地域の皆様の温かいご協力によって支えられています。この機会に、府中市の将来の教育の姿について、皆様の具体的なご提案や、日々の生活の中で感じられている課題意識など、率直なご意見を教育委員会へお寄せいただきたく存じます。
皆様の参画こそが、府中市の教育力を高め、子供たちが自信を持って未来を切り拓いていくための最大の力となります。皆様のご意見を心よりお待ちしております。
渡辺しょうへのご連絡、ご要望、ご意見は渡辺のTwitter(X)のDMかメールでお気軽にご連絡ください。
Twitter(X):http://twitter.com/@SHO__WATANABE
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