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3つの公立幼稚園を統合し幼児教育センターを併設(宇治市の就学前教育についてその1)

2022/9/16

3つの公立幼稚園を統合し幼児教育センターを併設(宇治市の就学前教育についてその1)

 

先日(令和4年9月13日)の宇治市文教福祉常任員会において、3園ある公立幼稚園を1園に統合して新しい幼稚園を設置するとともに、その敷地内に(仮称)宇治市乳幼児教育・保育支援センターを併設することが報告されました。

 

 宇治市にある市立幼稚園は現在、神明幼稚園(園児数10名/定員130名 令和4年5月現在、以下同じ)、木幡幼稚園(園児数12名/定員65名)、東宇治幼稚園(園児数53名/定員155名)の3園ですが、これらを統合して現在の東宇治幼稚園の敷地に新たな幼稚園を設置することとなりました。

 宇治市の基準として就学前教育を行う適正規模を1学級20~30人、やむを得ない場合でもおおむね10人~15人を1学級の基準としていましたが、神明幼稚園・木幡幼稚園ではこの基準を下回ってしまうことが、幼稚園を統合する理由です。

 

公立幼稚園の廃園については卒園児の方や子供を通わせていた保護者の方にとっても非常にさみしいことであり、様々なご意見があるところです。

しかしながら、宇治市内の幼稚園児の大半は私立幼稚園に在籍しており、また公立幼稚園に投じられる財源とサービス需要が著しくバランスを欠いている現状を考えるとこのまま3園を維持していくことはむつかしいのではないかと私も考えます。

また、東宇治幼稚園で実施されている3年保育の実施や、現在はない送迎バスを運行させるなどにより園児募集の拡大を図るといったご意見もありますが、これも公費を投じて民業を圧迫する恐れがあるわけですので慎重にならなければなりません。民間で現在問題なく行われているサービスを行政が公費で新たに同じサービスを始めるのはかなり違和感を感じます。

 

ただ、公立幼稚園がない市町も全国では珍しくない中、宇治市が公立幼稚園を1園存続させるのは、教育基本法・学校教育法・幼稚園教育要領に基づく教育・保育の実践を通して、宇治市教育委員会が就学前教育や子供の状況を把握し、保幼こ小連携の推進に努めることが重要であるとの理由です。

 また、今回設置する(仮称)宇治市乳幼児教育・保育支援センターの目的は、幼稚園・保育園・公立・私立といった類型を超えて、全市的に連携協働して各施設での取り組みを共有することで、保幼こ小連携の推進、人材育成などの教育保育の質の向上を図るためとしていますので、実践の場として併設される公立幼稚園は必須と考えているようです。

 

 1園とはいえ、公立幼稚園を存続させ、また幼児教育センターを設置する意義は私も理解ができますし、賛同します。ただ、1園になった公立幼稚園が適正規模の園児を集めることができるかはまた別の課題ですので、これについては私も継続的に見守ってまいりたいと思います。

 就学前教育の重要性については改めて投稿いたします。

 

宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 yohei-kadoya.com

 

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