2026/5/25
5月22日(金)夜、#世田谷ポートランド都市文化交流協会 主催のシンポジウム企画「#等々力渓谷の再生と世界のグリーンインフラ」@玉川区民会館・せせらぎホールへ🌱 #保坂展人 ・世田谷区長からご案内いただき、参加しました。ローカルな課題からグローバルな内容まで話し合う、まさにThink Globally, Act locallyな企画でした。
キーノートスピーチ(基調講演)は、#涌井史郎 さん(東京都市大学特別教授)。地球の半径6,400kmのうち多様な生物が生存できるのはわずか3kmでしかなく、それは薄い膜のようであり、また地球規模での人口急増は、人類の絶滅曲線を描いていると言える。「プラネタリーバウンダリー(限界ある地球)」の視点に立って、自然の機嫌を損ねないようにすることが大事。近代以前にあった技術を活用したグリーンインフラ、また、地域市民が率先垂範するグリーンコミュニティが必要との話でした。涌井さんは、横浜市で来年開催される2027年国際園芸博覧会のGREEN×EXPOラボチェアパーソンでもあり、国際園芸博が楽しみです。
報告1「等々力渓谷の再生と有機土木工法」は、#高田宏臣 さん(一般社団法人地球守・有機土木協会、株式会社高田造園設計事務所)。倒木事故により2023(令和5)年7月から閉鎖していた等々力渓谷を、#有機土木 工法により施工したお話を詳しく伺いました。それは、樹木医が診断する見える部分だけでなく、#土中環境 を改善するものです。コンクリート工法で土中の水の動きが悪くなっていたのを、杭や石、落ち葉などの有機物を活用した工法で、樹木の根の働きを助ける菌糸ネットワークを育て、土が水を涵養する力を高め、ゆっくりと川に水を湧き出させるものです。近代以前に用いられてきた「伝統知」とのことで、身近にあるものを使って行う工法になります。
このシンポジウムの前の時間に、閉鎖から2年8ヵ月を経て、今年2026(令和8)3月に全面通行が再開された #等々力渓谷 を現地踏査してきました。もともと高田さんによるツアーも企画されており、あいにくの雨で中止となりましたが、現地には高田造園設計事務所の皆さんがいらして、個別対応で説明をしてくださいました。やはり百聞は一見に如かずで、高田さんのお話の内容も、現地を見ていたことで、より理解が深まりました。なお、この工事には、ふるさと納税による寄附が当てられているそうです。
報告2「世界で進むグリーンインフラ」は、#平賀達也 さん(株式会社ランドスケープ・プラス、一般社団法人ランドスケープアーキテクト連盟)。シンガポールで、コンクリート三面張りの排水路カラン川を自然河川に再生したビシャン・パークの事例など、世界で進むグリーンインフラの事例が紹介されました。
また、平賀さんが世田谷区で手がけた、グリーンインフラの機能をもつ施設「#うめとぴあ(世田谷区立保健福祉総合プラザ)」についても解説。以前の都立梅ヶ丘病院であった時代は、赤堤通りとの間を壁で仕切り、敷地内も平らな利用でした。それを、南側にある北沢川に向かって傾斜している本来の地形を生かして、斜面緑地を復元し、保水力が回復したことで復活した湧水や降雨を溜めるレインガーデンを設けるなどしているそうです。以前、訪れたことがありますが、こどもたちが自習などに使うオープンスペースや区民活動支援会議室もあり、コミュニティの場にもなっているようでした。
その後、主催団体代表の #小林正美 さんをモデレーターに、登壇者3名をパネリストにした、パネルディスカッション。自然や土中環境に意識を向けることや #グリーンコミュニティ の重要性について意見が交わされました。皆さんが言及した「景観10年、風景100年、風土1000年」は、もともと涌井さんの言葉とのこと。高田さんの「土を育てながら人間にとって安全な環境をつくっていく」、平賀さんの「いい土がある場所(例えば、神社など)はコモンズとして何かを始めるのによい」といった言葉も印象に残りました。
わが区も「大田区グリーンインフラ事業計画」をもっていますが、地方自治体で #グリーンインフラ を実践していくうえで、大変示唆に富んだ内容でした。最後に保坂区長もあいさつされましたが、ご案内いただいたことに感謝いたします。
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広










この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>庄嶋 たかひろ (ショウジマ タカヒロ)>5月22日(金)夜、#世田谷ポートランド都市文化交流協会主催のシンポジウム企画「#等々力渓谷の...