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やのこうじ 神戸市会 決算質疑で敬老・福祉パスのみなと観光バスへの適用🚌高校生等通学定期の無料化を🏫

2024/9/27

神戸市会議員【東灘区】

元神戸市立小学校教頭のやのこうじ(矢野浩慈)です。

🟠令和6年2月議会代表質疑のブログ(これまで3️⃣万回超え閲覧)

只今、神戸市会9月議会が、連日行われています。

先日の9月24日に、私が所属するこうべ未来市会議員団を代表し、決算質疑を行いました。

以下に決算質疑の内容を添付させていただきます。(市長、副市長、教育長からの答弁は質疑の動画からご覧ください)

質疑の動画←クリック

【質疑内容】

1.敬老・福祉パスの民間バスへの適用について

 公共交通が運行されていない地域では地域コミュニティ交通等が、身近な交通手段となっている。

これまで地域コミュニティ交通は交通系ICカードの決済基盤整備がネックとなり、敬老パス福祉パスの導入は行われてこなかったが、本年4月より予約システムとの連携や読取機器の搭載により、割引適用の対象となった。

しかし依然として東灘区の住吉台を走る「くるくるバス」や森北町を走る「どんぐりバス」など割引適用の対象でない民間バスが存在する。

地域コミュニティ交通だけでなく、住民の足である民間バスにも、敬老・福祉パスの制度適用がなされるべきと考えるが、見解を伺いたい。

(再質疑)

民間バスへの敬老パス福祉パスの導入には、決済基盤整備に加え、神戸市が補填を行う負担金には限りがあり、導入数が増加した場合、運行事業者の割引額の補填が十分にできないことも課題となっている。

そのため、本年4月より敬老・福祉パス制度の対象となった地域コミュニティ交通は、既存の敬老・福祉パス予算とは別に予算措置がなされた。

一方、昨今の物価高騰など、運行事業者の厳しい状況を踏まえると、地域交通に貢献する「くるくるバス」や「どんぐりバス」等の民間バスを神戸市が支える観点から、現行の補償率を改善していくため、既存の敬老・福祉パスの予算を拡充するべきと考えるが、見解を伺いたい。

2.高校生等通学定期券の補助制度の対象について

大阪府が高校授業料の無償化を進める中、本市の豊富で多様な高校教育環境を守る観点から、本年の2学期より、高校生等通学定期の無料化がスタートした。

これに伴い、高校生がいる世帯から非常に喜ばれている声を聞く一方で、無料化の対象外である市外高校に通っている世帯からは無料化の拡充を望む声も多く聞いている。

東灘区在住の生徒が芦屋の高校へ出願することや、北区や西区在住の生徒が三木市等の高校へ出願することは県立高校の通学区域の制度上、認められている。

生徒自らが将来を見据えて希望する高校を選択した結果、無料化の対象外となっている実情について、当局はどのように認識しているのか、伺いたい。

(再質疑)

神戸の未来を担う子どもたちが将来に向かって希望する教育環境に自由に進める機会を確保することは神戸の教育の質を高めるためにも必要不可欠であるが、今後、兵庫県第1学区の市外の高校へ通学する生徒に対しても通学定期の無料化の対象とする意向があるのかどうか、見解を伺いたい。

 

(要望)

高校生等通学定期の無料化は、対象学校を高等学校、高等専門学校、中等教育学校、専修学校及び外国人学校としている。

そのため、様々な理由により不登校となり、フリースクール等に通学している生徒は補助の対象外となっている。

神戸市の未来を担うことになる人材を分け隔てなく支援するため、フリースクール等に通学している生徒の通学定期についても是非、無料化の対象としていただきたい。

9月26日の神戸新聞朝刊より📰

 

3.部活動の地域移行について

本年6月に部活動の「KOBE◆KATSU」への移行が発表された。

現在の12歳未満人口を見ても、今後の生徒数減少は明らかであり、部活動の維持は困難である。

学校の枠を超えて、中学生自身がやりたいことができる仕組みを神戸市全体で作る方針には期待している。

ただ自治体によっては、熊本市のように外部指導者を確保することで部活動を継続する方針を掲げている場合や、長崎県のように青年会議所との協定により指導者を発掘する方針を掲げている場合もある。

今後も各自治体が知恵を絞りながら進めていくものと思うが、神戸市が進めるKOBE◆KATSUが目指す理想の姿と、そこに向かう途中段階での現状課題を伺いたい。

(再質疑)

今回のKOBE◆KATSUへの移行は、長年中学校現場で学校生活の中心的な役割を果たしてきた部活動の転換となり、大きな影響が出ることが想定される。

現在、教育委員会事務局を中心に移行準備を進めていると聞いているが、移行を円滑に進めるためには、競技団体等の多様な主体との連携が必要である。

本年6月の常任委員会にて教育長が「社会移行」と称したように、中学生の部活動の機会の確保に向け、社会全体で取り組む必要がある。

そこで、文化スポーツ局等の関係市長部局と教育委員会事務局がKOBE♦KATSUの事務局を設けるなど、両者が共に移行準備を積極的に進めていくべきと考えるが、見解を伺いたい。

 

(要望)

今後の部活動のKOBE♦KATSUへの移行後、各クラブの運営に必要な費用は、原則として各家庭の会費で負担することになる。

一方、クラブの所属人数が少ない場合、運営費用を会費だけで賄うことは困難であり、また種目によっては用具を調達するための高額な初期費用を要する場合もある。

これらの結果、各家庭の会費が高額となり、KOBE♦KATSUへの参画の妨げとなってしまうことだけは、絶対にあってはならない。

KOBE♦KATSUの移行にあたっては、中学生の誰もが自らのやりたいことを選択し活動できるよう配慮していただきたい。

4.トライやる・ウィークついて

新型コロナの影響が落ち着いた今、学校行事が再開されている。

中学校の「トライやる・ウィーク」も、同様に再開されているが、学校現場からは受け入れ先の確保や受け入れまでの調整が、大きな負担になっているとの声が上がっている。

例として、新型コロナを契機に事業所が生徒の受け入れに消極的になった事例や、近隣校と実施時期が重なる学校では、受け入れ先の確保に教員が一日中電話をかける事例を確認している。

教員の負担軽減のため、トライやる・ウィーク推進協議会を中心に、受け入れが可能な事業所の検索から受け入れ依頼まで一貫して調整できるシステムの構築が必要と考えるが、見解を伺いたい。

元教員の諫山議員(神戸市灘区選出)と、2月議会に引き続き、代表質疑を務めさせていただきました。

今回質疑した案件に予算が付き、令和7年度には実現に結びつきますように、今後も全力で努めてまいります。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇‍♂️

【神戸市】

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肩書 神戸市会議員(東灘区)2019年(令和元年)初当選
党派・会派 立憲民主党
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