昨日、3月16日（土）神奈川県民ホールにて、横浜市消防音楽隊創設65周年記念演奏会が開催されました。第3部に渡り、クラシック、ポップス、ドリルステージが披露され、会場皆さん心ひとつに拍手喝采のステージでした。

　新しいパレード服のお披露目もあり、その凛々しさや美しいフォルム、デザインにも魅了されました。ドリルステージもカッコよくて、観客の子ども達の中には、将来消防音楽隊を目指す子もきっといると思いました。

　横浜市消防音楽隊は、横浜開港100周年、1958年に誕生しました。消防音楽隊は、演奏演技を通じて、市民の皆さんに防火・防災の大切さを伝える重要な職務を担っています。1958年の誕生当初は、市内各消防署から選抜された32名の消防職員により編成されました。その後、1982年に女子音楽隊員の採用が始まり、一期生は14名、「演奏もできる女性ドリルチーム」が結成され、『ポートエンジェルス119』という名称がつけられました。

　2011年の東日本大震災では、被災地での派遣演奏を行ない、2020年からのコロナ禍では、「何かできることを」とYouTubeでの配信を行うなど、熱意を持って活動してきた隊員の皆さんの想いが伝わる記念演奏会でした。

　テーマは「躍進〜明るい未来へ〜」。会場いっぱいの市民の皆さんに夢や希望をいっぱい与えてくれて、皆さんと一緒に明るい未来へ躍進しようと決意した素晴らしい時間を過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。