2026/6/16
【もう、お出かけを諦めない】男性トイレのサニタリーボックスが広げる、当たり前の自由
先日、ふと目にした新聞記事から思い出しました。
尿もれパッドには様々な種類があることが紹介されてたのと同時にそこには「男性の尿もれパッド」に関する切実な現状もあります。
「本当は、もっといろんな場所へ出かけたい。でも……」
そう言って、寂しそうに微笑むその方は、前立腺がんの手術を乗り越えたばかりの当事者の声。病気に打ち勝ち、ようやくこれからの人生を楽しもうとした矢先、大きな壁にぶつかることも多々あります、
それが、**「尿もれパッド」の処理問題**でした。
---
帰宅するまで、カバンに隠し持つ苦痛
現在、男性が罹患するがんで最も割合が高いとされる「前立腺がん」。
術後の後遺症として、多くの男性が尿もれという課題に直面します。そのため、社会生活を送る上で「尿もれパッド」は、外出に欠かせない安心のパートナーとなります。
しかし、いざお出かけをしようとすると、切実な問題が浮上します。
> **「外出先でパッドを交換したとき、どこに捨てればいいのか?」**
女性トイレには当たり前にある「サニタリーボックス(汚物入れ)」が、男性トイレにはありません。
そのため、多くの男性が使用済みのパッドをビニール袋に包み、誰にも見つからないよう、自宅に帰るまでカバンの中に持ち帰り続けていたのです。
「捨てる場所がないから、外に出るのが億劫になる」
「カバンの中のニオイが気になって、人と会うのが怖い」
誰もが当たり前に外出を楽しめる社会であるべきなのに、たった一つの箱がないだけで、その自由が奪われている。これはすぐに変えなければならない課題です。
---
議会での訴え、そして加速度的に広がる変化
「男性トイレにも、サニタリーボックスの設置を!」
私はこの切実な声を真摯に受け止め、議会の場において男性トイレへのサニタリーボックス設置の必要性を強く訴えました。病気を患った方はもちろん、高齢の方や、多様な事情を抱えるすべての男性が、尊厳を守られ、安心して暮らせるまちづくりのためです。
想いは届き、行政も迅速に動いてくれました。
現在、**県内の公共施設において、男性トイレへのサニタリーボックス設置が加速度的に進んでいます。**

さらに先日、地域の身近な足である「愛知環状鉄道」の各駅の男性トイレにも、しっかり設置していただけるようお願いをしてまいりました。こちらも現在、着実に設置が進んでいます。
---
誰もが気兼ねなく、笑顔でお出かけできる毎日に
トイレに設置された小さなボックス。
それは、ある人にとっては見過ごしてしまうほどのものかもしれません。しかし、新聞記事に取り上げられるほど、当事者にとっては「これで安心して外に出られる」という、社会との繋がりを取り戻すための大きな一歩なのです。
尿もれパッドの心配をすることなく、お孫さんと公園へ出かけたり、友人と旅行を楽しんだり、気兼ねなくお買い物へ行ったり。
これからも、新聞記事が光を当てるような社会の隠れた困りごとに耳を傾け、一つひとつカタチにしていきます。誰もが笑顔で、どこへでも出かけられる優しい街を目指して、全力で取り組んでまいります。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>加藤 たかし (カトウ タカシ)>サニタリーボックスの設置