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手帳がないと支援が受けられない」現場の声から変えた愛知県の制度。支援者養成講習会のお知らせ

2026/5/18

突然ですが、皆さんは**「失語症」という病気、そして当事者を支える「意思疎通支援者」**という存在をご存知でしょうか。

脳卒中や事故などにより、ある日突然、言葉を「話す・聞く・書く・読む」ことが難しくなってしまう失語症。周囲とのコミュニケーションが困難になり、社会から孤立してしまう当事者の方が少なくありません。

実は今、この失語症の方々を支える**「支援者が圧倒的に不足している」**という深刻な課題があります。

■ 現場からの切実な相談。「制度の欠点」に気づかされる

以前、言語聴覚士会の皆様から、このような切実なご相談をいただきました。

「支援を求める潜在的な当事者はたくさんいるのに、支える人が足りない。そして何より、当事者への理解が社会にまだまだ進んでいない」

「さらに高いハードルになっているのが、**『支援を受けるには障害者手帳の提示が必須』**という現在のルール。手帳の取得は専門医でも判断が難しく、簡単には手取できない。その結果、本当に困っている人が支援を受けられない状態になっている」

これこそ、当事者や現場の最前線にいる方でなければ気が付かない**「制度の欠点(エアポケット)」**でした。

目の前に困っている人がいるのに、お役所の形式的なルールのせいで手が差し伸べられない。そんな状況を放っておくわけにはいきません。

■ 即議会で質問・要望!「医師の診断書」でも支援可能に

私はこの声を一刻も早く県政に届けるべく、即座に議会で質問・要望を行いました。

それまでは「障害者手帳の取得」だけが支援を受ける絶対条件となっていましたが、粘り強い交渉の結果、「医師の診断書」があれば手帳がなくても柔軟に支援を認められるよう、制度を改定させることができました!

小さな一歩かもしれませんが、これにより救われる当事者やご家族が一気に増えたと確信しています。

愛知県では、この仕組みを踏まえた取り組みを昨年度から本格的にスタートさせています。

■ 支援者の輪を広げたい。今年度の講習会、申込締切が迫っています!

制度が変わっても、実際に現場で並走してくれる「支援者」がいなければ意味がありません。広くこの取り組みを伝え、一人でも多くの支援者を確保していくことが、これからの私の大きなミッションです。

そこで、今年度の**「失語症者向け意思疎通支援者養成講習会」**が間もなくスタートします!

現在、参加者の申し込みを受け付けていますが、締め切りが間近に迫っています。

• 「言葉の壁に悩む人の力になりたい」

• 「福祉や地域の支え合いに関心がある」

• 「新しいスキルを身につけて地域に貢献したい」

きっかけは何でも構いません。皆様の少しの興味と優しさが、当事者の方々の「社会とつながる扉」を開く鍵になります。

詳細や申し込み方法については新聞記事や[https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogai/2026shitugo.html]もご確認ください。

[caption id="attachment_3999" align="aligncenter" width="192"] Screenshot[/caption]

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著者

加藤 たかし

加藤 たかし

選挙 愛知県議会議員選挙 (2023/04/09) [当選] - 票
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肩書 公明党愛知県議団幹事長
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