2026/8/15
【県政報告① 地域産業を「守る」から「伸ばす」へ】
愛知県が発表した8月補正予算案。
これから何回かに分けて、皆さんの暮らしや地域に関係する主な内容をご報告していきます。
第1回は、「愛知県地域産業成長プラン」です。
https://www.pref.aichi.jp/press-release/chiikisangyoplan-sakutei.html
今回、このプランに沿った取組として約167億円を計上。
その中心として、今後複数年度にわたって活用する「地域未来基金」を設けます。
この話は、一見すると「産業界への支援策」に見えるかもしれません。
しかし私は、これは単に特定の企業や業界を支えるためのものではなく、地域そのものの「稼ぐ力」を高めるための投資だと考えています。
愛知県は、今後成長を図る産業クラスターとして8分野を掲げ、その中には、
「地場産業(繊維、窯業等)」
が明確に位置付けられました。
一宮にとって、これは非常に重要です。
かつて「繊維のまち」として大きく発展してきた一宮。
現在も「尾州」を中心とする繊維産業は、この地域を代表する大切な産業です。
一方で、産地を取り巻く環境は大きく変わっています。
だからこそ、今回の施策も、単に今ある産業を「守る」だけでは十分ではありません。
新しい商品を生み出す。
付加価値を高める。
新しい販路を開拓する。
国内だけでなく海外市場にも挑戦する。
異業種や新しい技術と結び付く。
そうした「変わるための支援」「成長するための支援」にしていくことが重要です。
そして、これは繊維関係者だけの話ではありません。
地域の企業が成長し、仕事が生まれ、所得が地域で循環すれば、商業、物流、サービス業をはじめ、地域経済全体の活力につながります。
さらに、一宮が誇る「尾州」というブランドの価値を高めていくことは、一宮というまちそのものの魅力を高めることにもつながると考えています。
ただし、約167億円という大きな公費を投入する以上、「予算を付けたから終わり」ではいけません。
どれだけ新しい市場を切り拓けたのか。
どれだけ付加価値を高められたのか。
地域の企業や雇用にどのような成果が生まれたのか。
県議会として、そうした成果をしっかり確認していくことも私たちの役割です。
地域産業を、ただ「残す」のではなく、次の世代へつながる産業へ。
一宮の地場産業が、この新しい施策を成長へのチャンスとして活かせるよう、私もしっかり取り組んでまいります。
※今回の補正予算案は、今後県議会で審議します。
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