2022/2/3
新田県知事と提言手交および予算折衝を行いました。
富山県議会の2月定例会(2月25日~3月24日)は、令和4年度予算を審議する大切な場ですが、その前哨戦となるのが、会派ごとに要望を県庁側と協議する「党折衝」です。私は、最大会派である自由民主党富山県議会議員会の政調会副会長として、協議に参加いたしました。
2月1日は「PPP/PFI手法導入」と「富山県成長戦略」の二つのテーマを提言。私も一部、PPP/PFIについて提言内容を知事にご説明させていただきました。
PPP/PFIとは、簡単に言えば民間の創意工夫を取り入れて公共施設の建設や運営を効率化しましょう、という手法で、全国で800以上の事例があります。当たり前ですが、すべてが成功しているわけではありません。特に、建設する構造物の基本設計が終わってからPFIを導入した事例は800のうち10程度しかなく、さらに成功事例はごくわずか。現在検討中の富山県武道館は、基本設計が終了しており、PFI手法導入の成功確率は低いのではないか、との見解を示させていただきました。ただし、基本設計の一部を見直すことをOKとする、県内事業者への配慮を要求水準書等に盛り込むなど民間の創意工夫を促す余地はあるので、それも併せて検討してほしい、としました。
富山県成長戦略については、ウェルビーイングの思想を県のビジョンに昇華し、県の戦略の最上位にしてはどうか。そのうえで、県民のウェルビーイング向上とはどんな状態を示すのか、指標化しモニタリングできるようにしてほしい、かつ現在の富山県総合計画もそれに併せて見直しをはかってはどうか、とお伝えしました。けして成長戦略会議を否定しているものではなく、むしろ前向きな提言だと私は理解してますが、現時点での成長戦略の最終とりまとめを読んでいても正直ピンと来ていないので、せっかくの成長戦略会議の濃い議論をムダにしてほしくない、と強く思います。
2月2日は、令和4年度予算についての折衝を行いました。昨年の12月1日に会派として要望書(細かいものまで含めると1800項目以上)をお渡ししており、その回答を県庁からいただく、という場になります。まずは、直近のコロナ対応として、第6波で影響出ている業種への経済対策と抗原検査キットの確保を強く要請しております。それ以外にも、DX推進や農業所得確保、防災対策、こども政策、本県教育の取組み等、全10項目を党の重要折衝事項としてお伝えしました。
県の回答として、令和3年度予算と同程度の6300億円規模になるとの見込みと、党折衝に対応した各事業の説明がありました。主なものとして、20億円規模の中小企業向け支援ビヨンドコロナ補助金の創設、老朽化した信号制御機の更新、子ども支援拠点の基本計画化等の回答が示されました。
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県議会議員になって、もうすぐ3年となりますが、政調会副会長のお役をいただけたことで、もっとも濃い1年を過ごすことができております。勉強になるどころか、胆力を磨かれる稀有な経験となっております。もし、提言や折衝内容の詳細をお知りになりたい方は、個別にご連絡ください。
ちなみに令和4年度予算は、2月定例会で慎重に審議されたのちに成立します。この投稿でお伝えした項目についても、予算規模や詳細が変更になる可能性がありますので、ご了承ください。









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