わたなべ 友貴 ブログ

岸本聡子杉並区長は、説明責任を果たすのか。

2026/5/29

令和8年5月27日。

 

東京23区の特別区長会有志21区は、自民党に対し「住宅宿泊事業(民泊)の適正化」を求める要望書を提出しました。

 

要望の概要は以下の通りです。

  • 民泊事業者を国内住所保有者に限定すること
  • 更新制の許可制度へ見直すこと
  • 自治体による監督権限を強化すること

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC276IF0X20C26A5000000/

 

新宿区HPより

https://www.city.shinjuku.lg.jp/whatsnew/pub/2026/0527-01.html

 

 

要望の背景にあるのは、都内各地で民泊に由来して発生している騒音、ゴミ出し、治安悪化、近隣トラブルなどの問題です。

 

https://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/eisei03_002100.html

https://news.yahoo.co.jp/articles/b88e2dfc79ee5e068775001d62d991a8586f62d0

https://www.tokyo-np.co.jp/article/445314

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2322112?display=1

 

 

つまりこの要望は、「観光振興も大事だが、住民の住環境を守るためには規制強化が必要だ」という極めて現実的な要望です。

 

ところが、この当たり前の要望に、岸本聡子杉並区長は加わりませんでした。

 

私はここに大きな違和感を覚えます。

 

民泊をめぐるトラブルは、東京都全体の問題です。

 

住宅地の中に突然宿泊施設ができる。

 

誰が利用しているのか分からない。

 

夜中の騒音やゴミ出し問題が発生する。

 

仮に、杉並区で他区ほど問題が大きくなっていないとしても、無視していい話ではありません

 

だからこそ、23区中21区の区長が、共同で改善を求めて要望をしたのです。

 

それにもかかわらず、杉並区は、岸本区長は、なぜ加わらなかったのでしょうか。

 

住民の住環境を守るという立場に立つなら、むしろ積極的に参加すべきだったのではないでしょうか。

 

誤解してはいけないのは、今回の要望は「民泊をなくせ」というものではありません。

 

適正に運営される民泊まで否定する内容ではないのです。

 

むしろ、ルールを守る事業者が評価され、ルールを守らない事業者を減らすことができる仕組みを求めるものです。

 

住民と事業者・来街者が共存するための、最低限のルールづくりです。

 

だからこそ9割以上の特別区区長が、足並みをそろえたのです。

 

今回興味深いのは、今回の要望に参加しなかったのが杉並区と世田谷区だったことです。

 

両区の首長、岸本聡子杉並区長と、保坂展人世田谷区長は、全国自治体の中でもリベラルな政治姿勢で知られ、多文化共生や外国人支援などにも積極的な立場をとっています。

 

もちろん、それ自体を否定するものではありません。

 

しかし今回、21区もの区長が住環境への影響や近隣トラブルの増加を懸念し、国に制度改善を求めた中で、なぜ両区だけが加わらなかったのでしょうか。

 

住民の安心・安全を守るという観点よりも、民泊事業者や外国人観光客への配慮、多文化共生を重視する政治的スタンスが判断に影響したのではないか。

 

そうした疑問を抱く区民がいても不思議ではありません。

 

問題は、賛成か反対かだけではありません。

 

なぜ要望へ加わらなかったのか、岸本聡子杉並区長はその理由を、杉並区民に説明する責任があります。

 

この点、世田谷区長の保坂展人氏は、下記の通り理由を公表しています。

https://www.city.setagaya.lg.jp/02245/33342.html

 

内容について同意は致しかねますが、迅速に自身の言葉で説明をする保坂氏の姿勢は評価します。

 

一方で杉並区長の岸本聡子さんはどうでしょうか。

 

岸本区長は、一切区民に対して説明をしていません。(R8.5.29現在)

 

21区が必要だと判断した要望に対し、杉並区が異なる判断をした。

 

そうであるならば杉並区民は、その理由を知る権利があるのです。

 

住環境を守る立場なのか、それとも民泊事業者や外国人等への政治的配慮を優先する立場なのか。

 

岸本聡子杉並区長は、58万杉並区民へ明確に説明すべきです。

 

なお、私は23区特別区長区長会における、岸本区長の反対理由を各所より聞いております。

 

岸本区長が見解を公表した際には、その説明の真偽について答え合わせをしたいと思います。

 

23区のうち21区が、住民為に住環境保全の声を上げた。

 

一方で、世田谷区と杉並区はその輪に加わらず。

 

本当に、区民生活を最優先に考えた結果なのか。

 

区民には、その説明を求める権利があります。

 

岸本区長は区議会の場でも、都合の悪いことは部下に答えさせる場面が目立ちます。

 

岸本聡子杉並区長は、区民への説明責任を果たしているのか?

 

6月28日は杉並区長選挙。

 

杉並区民の皆様にはこうした視点から、賢明なご判断をいただければ幸いです。

 

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著者

わたなべ 友貴

わたなべ 友貴

肩書 杉並区議会議員
党派・会派 自由民主党

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