選挙ドットコム

おいだ 昌克 ブログ

大槌町の山林火災に思うー「奇跡」を支えた人たち

2026/4/29

岩手県大槌町で発生した山林火災について、避難指示が一部解除されたというニュースに接しました。
発生からおよそ1週間。山林火災がこれほど長く燃え続けるということ自体、想像を超える事態です。ニュース映像や報道を見ながら、火の勢い、煙、避難されている方々の不安、そして現場で活動される方々の緊張感を思うと、胸が締めつけられるような思いがしました。
見出し画像それでも、民家への延焼が食い止められたことは、本当に奇跡のように感じます。
しかし、それは単なる偶然ではなかったはずです。
消防、消防団、自衛隊、警察、県や近隣自治体、そして大槌町の職員の皆さんが、それぞれの持ち場で懸命に動き続けた結果ではないでしょうか。とりわけ消防団の皆さんは、地域の暮らしを守るため、厳しい環境の中で長時間の活動にあたられたことと思います。ご本人はもちろん、ご家族の心配もどれほど大きかったかと想像します。
また、大槌町として災害対策本部を指揮された町長をはじめ、職員の皆さんのご苦労も筆舌に尽くしがたいものだったと思います。
災害対応は、表に見える消火活動だけではありません。避難所の開設、住民への情報提供、交通や学校、福祉施設への対応、関係機関との調整、報道対応、そして次々と変わる現場状況への判断。しかも、その判断は常に「住民の命」に直結します。
「早く帰りたい」という住民の思いがある一方で、「まだ危険が残っているかもしれない」という判断も必要になる。解除するにも、継続するにも、重い責任が伴います。首長や職員の皆さんは、眠れない時間を過ごされたのではないでしょうか。
今回の災害を見ながら、私はどうしても、自分の住むまちで同じようなことが起きたらどうなるだろうかと考えていました。
山林火災は、決して遠い地域だけの災害ではありません。乾燥、強風、地形、道路事情、消防水利、集落との距離。いくつもの条件が重なれば、どこの地域でも大きな災害になり得ます。
その時、行政はどう動くのか。
消防団との連携は十分か。
住民への避難情報は確実に届くのか。
高齢者や支援が必要な方をどう守るのか。
避難所運営は長期化に耐えられるのか。
そして、現場で活動する人たちをどう支えるのか。
災害は、起きてから初めて考えるのでは遅い。今回の大槌町の火災は、私たちにそのことを強く問いかけているように思います。
もちろん、まだ完全に終わったわけではありません。避難指示が解除された地域の方々にも、なお不安は残っていると思います。山や漁業、観光、暮らしへの影響もこれから見えてくるはずです。
だからこそ、まずは現場で命と暮らしを守るために尽力されたすべての皆さまに、心から敬意を表したいと思います。
「民家に火が移らなかった。よかった」
そう言うのは簡単です。
けれど、その「よかった」の背後には、炎と向き合った人たち、避難所を支えた人たち、判断を下し続けた人たち、そして不安の中で耐えた住民の皆さんがいます。
災害のニュースを、ただ遠くの出来事として見るのではなく、自分のまちならどうするか、自分たちは何を備えるべきか。その視点を持ち続けることが、今回の災害から学ぶべきことではないかと思います。

この記事をシェアする

著者

おいだ 昌克

おいだ 昌克

選挙 大垣市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 1,960 票
選挙区

大垣市議会議員選挙

肩書
党派・会派 自由民主党
その他

おいだ 昌克さんの最新ブログ

おいだ 昌克

オイダ マサカツ/56歳/男

月別

ホーム政党・政治家おいだ 昌克 (オイダ マサカツ)大槌町の山林火災に思うー「奇跡」を支えた人たち

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode