2026/6/7
国家情報局設置法案②【5.26内閣委員会】第三者機関の監視の目を求めて〜立憲民主党の修正案提出
松戸市議会議員の岡本ゆうこです。令和8年5月26日の参議院内閣委員会の傍聴記録②です。
①内閣総理大臣に対する質疑では、個人情報保護や市民監視のリスクについて自治体議員の視点からまとめました。
https://go2senkyo.com/seijika/168209/posts/1402244
②では、午前中の審議の締めくくりとして提出された「立憲民主党による修正案」の具体的な中身と、そこに込められた重要性について書きたいと思います。
◆ 立憲民主党による修正案の提出とその中身
総理に対する質疑が終了した後、立憲民主党の杉尾秀哉議員から、政府案に対する「修正案」が提出され、その趣旨説明が行われました。
この修正案の具体的な内容は、政府の暴走を防ぐための極めて重要な防壁となるものです。
主なポイントは以下の4点です。
1️⃣収集対象情報の限定
重要情報活動において収集・調査する対象を、「重要国政運営においてその政策決定に必要となる情報」に限定し、やみくもな情報収集に歯止めをかけます。
2️⃣人権侵害の防止と政治的中立性の確保
国家情報会議の所掌事務として、国民の基本的人権の不当な侵害の防止、および従事する職員の政治的中立性を確保するための方策を調査審議することを追加します。
3️⃣国会への報告と公表の義務化
政府は毎年少なくとも1回、調査審議の結果や情報活動の実施状況を国会に報告し、公表しなければならないと定めています(透明性の確保)。
4️⃣独立した第三者機関の設置検討(附則第六条関係)
国民の人権が不当に侵害されていないか、職員の中立性が損なわれていないか等を、「独立した公正な立場において検証し、及び監察することのできる新たな機関」の設置について検討を行い、必要な措置を講ずるとしています。
◆ リアル傍聴はここまで〜私がこの目で見届けたかった熱い想い〜
私、岡本ゆうこは、午後からの松戸市内での公務が決まっていたため、大変後ろ髪を引かれる思いでしたが、午後1時15分の再開を待たずにリアルでの傍聴はここまでとなりました。
立憲民主党の修正案が提出される瞬間は、どうしてもこの目で見届けたかったという熱い想いがありました。なぜなら、最も拘り、この法案の最大の鍵であると考えている「第三者機関の監視の目」がしっかり入るかどうかが、この修正案の最大のポイントだったからです。
どれほど政府が「人権を侵害しない」「適切に運用する」と言葉で並べ立てても、それを外部から独立した立場で検証・監察する強力な第三者機関がなければ、その言葉の担保はどこにもありません。
ブラックボックスの中で市民の権利が脅かされるのを防ぐためには、この修正案にあるような独立したチェック組織が不可欠なのです。
午後からの審議、そしてこの法案や修正案がどのような結末を迎えるのか、リアルな傍聴席からは離れましたが、一瞬たりとも目を離さずに国会の動きを注視し、記録として追い続けてまいります。
この次の③では、原案と修正案に対しての質疑をまとめたいと思います。


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