2026/7/3
こんばんは、練馬区議会議員高橋しんごです。
定期的に書いているのですが、私は健常者ではありません。
と、言うとビックリされる方も多いかと思います。
私の右足には、現在も後遺障害が残っています。
20代の頃、仕事中の作業ミスにより、走行してきたフェラーリと壁との間に右足を挟まれる大きな事故に遭いました。
治療やリハビリには長い時間を要し、社会復帰まで約1年半。懸命にリハビリを続けましたが、右足には後遺障害が残りました。
日常生活や議員活動は行えていますが、長時間歩き続けることや、走ること、激しいスポーツをすることは、今でも簡単ではありません。長時間の移動や立ち仕事が続くと、痛みや違和感が強くなることもあります。
しかし、外見からは分かりにくいため、周囲からは「普通に歩けている」「元気そうだ」と思われることが少なくありません。
後遺障害や内部障害、慢性的な痛みなど、外見だけでは分からない不自由を抱えている方は大勢います。
その中には、周囲の理解を得られず、仕事や学校、地域活動の中で無理を重ねている方もいます。また、支援を求めることに遠慮を感じたり、「この程度で相談してよいのか」と悩んだりする方も少なくありません。
だからこそ、行政には、障害の有無を形式的に判断するだけではなく、一人ひとりが実際に抱えている困難に目を向ける姿勢が必要です。
公共施設や道路のバリアフリー化、休憩できる場所の確保、移動支援、就労への配慮、相談窓口の充実など、必要な支援は多岐にわたります。
特に大切なのは、制度の対象になるかどうかだけで支援の必要性を判断しないことです。
障害者手帳の有無や、外見上の分かりやすさだけでは、その方が抱えている痛みや生活上の困難を十分に把握することはできません。
私自身、事故によって、それまで当たり前だった生活が一変しました。
歩くこと、働くこと、社会に戻ること。それぞれに大きな壁があり、家族や職場、医療関係者をはじめ、多くの方の支えによって社会復帰することができました。
この経験があるからこそ、見えにくい障害や後遺症を抱える方が、必要な支援を受けながら、安心して暮らし、働き、地域社会に参加できる環境を整えていかなければならないと考えています。
誰もが、事故や病気によって、突然当事者になる可能性があります。
後遺障害への理解は、特定の人だけのためのものではありません。誰もが安心して暮らせる地域社会をつくるために必要な、社会全体の課題です。
自らの経験を区政に生かし、外見からは分からない痛みや不自由にも目を向けた、きめ細かな支援を求めてまいります。

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