2026/6/11
こんにちは、練馬区議会議員高橋しんごです。
一部で、吉田新区長の誕生により「練馬区議会が本来の二元代表制に立ち返った」といった評価が見られます。
しかし、私はその見方には違和感があります。
二元代表制とは、区長と議会がそれぞれ区民から選ばれ、互いに緊張感を持って区政を議論する仕組みです。区長が誰であっても、議会の役割は変わりません。
必要な政策には協力する。
不十分な点は質す。
財源や実現可能性を確認する。
区民への説明責任を求める。
これが議会の本来の姿です。
前区政のもとで、議会がただ賛成していただけだったかのような見方は、これまでの委員会審査や予算・決算での議論をあまりに軽く見ています。
また、新区長の答弁についても、「丁寧に聴く」「検討する」「今後示す」という姿勢だけで大きな前進と評価するのは早計です。政治に必要なのは、言葉の雰囲気ではなく、財源、工程、影響、責任を具体的に示すことです。
区長の公約は尊重されるべきですが、無条件に実行されるものではありません。議会もまた区民から負託を受けています。だからこそ、区長の政策についても、予算や既存事業との整合性、区民生活への影響を冷静に確認する必要があります。
私たちは、吉田新区長を頭ごなしに否定するつもりはありません。区民のためになる政策であれば協力します。
一方で、説明が不十分なもの、財源の裏付けが曖昧なもの、これまでの経緯や関係者への配慮を欠くものについては、しっかり質していきます。
区長が変わったから議会がよくなったのではありません。
区長が誰であっても、議会が区民の代表として責任を果たし続けることこそが、二元代表制の本来の姿です。

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